ひらひらの仕掛け屋敷

このブログはアニメや特撮、漫画についてのコメントやオリジナル女子格闘技小説を掲載したりしますよ♪♪

りょなけっと2新刊サンプル

『キュアフォーチュン散る サンプル』

キュアフォーチュンの腹部から足を退けたアンフォーチュンはその上に座り込むとマウントポジションの体勢に持っていく。
アンフォーチュンに身体の上に乗られたキュアフォーチュンは必死に彼女を身体の上から下ろさせようとするが今の彼女の状態ではそれもかなわない。

「退き…なさい…」
「それは無理な相談ね。だって、私はこれからあなたの顔を潰すつもりなんだから!」

アンフォーチュンはそう言うと動けないキュアフォーチュンの顔に左右のパンチを打ち下ろしていく。
マウントポジションを取られているため、ガードもうまくできないキュアフォーチュンの顔にアンフォーチュンの拳が次々とめり込むと顔は腫れていき、鼻は潰れていく。
そして、口や鼻からは様々な液体をこぼしていく。

「あはは! あなたは所詮この程度なのよ!! お姉ちゃんを助ける? 無理に決まってるじゃない!!」

キュアフォーチュンの顔面を黙々と殴りながら、アンフォーチュンは精神的にもキュアフォーチュンを怖そうとしていく。

「あなたがプリキュアをやっているのは自分の罪をごまかすためよ」
「んぁっ… かはぁ… あぎぃ… 違…」

殴られる度に悲痛な声と血反吐を撒き散らしながらもキュアフォーチュンはアンフォーチュンの言葉を否定しようとするが彼女の言葉は止まらない。

「あなたはキュアテンダー、あなたのお姉さんを封印されたことやひめに対してぶつけてきた汚い言葉や醜い態度のことを忘れたいだけ… だから、プリキュアとして戦っているふりをしているだけ…」

キュアフォーチュンに対して言葉と痛みで責め続けていく。
心と身体の痛みで意識を失いかけていくキュアフォーチュンだったがアンフォーチュンはそれを許すはずもなく、彼女の身体の上から退くと再び彼女の腹部を踏みつけることで意識を覚醒させようとする。

「おごぉ…」

強烈な痛みにキュアフォーチュンの意識がわずかにだがクリアになる。
そんな彼女を見たアンフォーチュンはキュアフォーチュンの髪を掴むと無理やり立たせていく。

「まだ私が満足してないのに終わるはずないでしょ…」

アンフォーチュンはキュアフォーチュンにそう囁くとキュアフォーチュンの身体を近くの建物に叩きつけていく。
そして、そのダメージで倒れそうになるキュアフォーチュンに一気に接近すると左右のパンチを上下左右に打ち分けて倒れないようにいたぶっていく。

「んんっ… ぐぶぅ… へぶぁ…」
「本当に面白いわよね、こうやって弱い者を叩き潰すのは…」

キュアフォーチュンはアンフォーチュンの言葉に反論する力すら残されていなかった。

『ティーンズファイト ミカVSサヤ サンプル』

1ラウンド目の開始を告げるゴングが鳴り響くとサヤは一気にミカとの距離を詰めようとする。
これは総合格闘技という蹴りも使ってくる相手に対して、先手を打つためにサヤが考えた作戦だった。
しかし、そんな作戦を読んでいたミカは距離を詰めてきたサヤのボディに右前蹴りを放っていく。

「んぐぅ…」

ミカの右の爪先がボディにめり込んだサヤの口から唾液がこぼれていく。
そして、一瞬動きを止めてしまったサヤの首を両腕で抱え込んだミカの右膝が先ほど痛めた部分にまた打ち込まれた。

「ぶふぇ…」
「ちょっと、そんな程度で痛がらないで、よね!!」

さらに口から唾液をこぼし、醜い声を上げるサヤに対して、嘲笑するような笑みを浮かべたミカが挑発していくとサヤは歯を食いしばりながらミカを突き放していく。

「まだまだ…よ…」
「そうなんだ。じゃあ、遠慮はいらないよね!?」

ミカはサヤの強がりに言葉を返すと左右のフックやストレートを叩き込もうとしていく。
サヤも両腕を顔の前で構えて、必死にガードしようとするがミカは上下巧みに打ち分けていき、少しずつ左右のパンチをサヤの身体に打ち込んでいく。
サヤも反撃したいが最初に受けた膝蹴りと前蹴りのダメージが残っており、うまく闘えない。

「くっ… んぁっ… (こんな奴、お腹さえ痛くなかったらボッコボコにしてあげるのに…)」

サヤは攻めこまれながらもなんとか気丈に振る舞おうとしていく。

「(あんたの試合は全部見たのよ。あんたはただの猪なんだから、狩りは楽なのよ)」

そう、ミカはサヤと初めて衝突した日からこっそりとジムからサヤの試合の映像が入ったディスクを借り、研究していたのだ。
そして、サヤを完全に叩き潰す計画を立てていた。

『世界チャンピオンの惨敗 サンプル』

1ラウンドも半分を過ぎた頃、アリシアは荒い息を吐きながら葉月を睨みつけていた。
アリシアの顔はうっすらとだが腫れてきている。
対する葉月の顔はアリシアほどには腫れていない。
これまで、葉月とアリシアは真っ正面から殴りあっていた。
しかし、殴りあっているうちに二人の状況はかけ離れたものになっていった。
アリシアがパンチを1発叩き込むと葉月は2発3発とパンチを返していく。
アリシアの豪腕を受けたにも関わらず、表情すら変えずに闘っていく。

「はぁ… はぁ… (馬鹿な… 何であたしが負ける…)」

アリシアは自身の置かれた状況が理解できない。
何で目の前の女は自分のパンチを受けても顔色一つすら変えずに突き進んでくる?
何で自分は相手のパンチの前にまともに反撃すらできない?

アリシアは葉月のラッシュに晒されながら1ラウンド終了のゴングを聞いた。
葉月は1ラウンド終了のゴングを聞くと同時にアリシアの鼻の前で右のグローブを止めていた。
そして、アリシアを一瞥してから自分のコーナーへ戻っていった。
アリシアも自分のコーナーに戻ろうとするが思うように身体が動かない。

『とある捜査官の快楽 サンプル』

試合が始まるとメイはフットワークを駆使して、ギンガの懐に潜り込もうとしていく。
しかし、ギンガはそんなメイを冷ややかな眼で見つめると懐に潜り込んできたタイミングで身体を横に移動させた上でメイのボディに右フックを叩き込もうとしていく。
メイは無意識にボディに魔力を送り、その部分だけを身体強化してしまったがギンガの拳の前には意味をなさなかった。

「んぐぅ…」
「あら? 魔力による身体強化もありなんだ… なら、私も使っていいわよね??」

ボディに強烈な一撃を受けたメイの耳にギンガの無慈悲とも言える一言が聞こえた。
ギンガが身体強化の魔法を使う…、つまり、より凶悪な一撃が自分を襲うということだ。
普段なら喜んで受け入れるメイも今のギンガのその提案は受け入れたくはない。
それでも、自分が先に魔法を使ってしまったのだから反論はできない。
なら、やられる前にギンガを倒すだけだ。

「こ、このぉ!」

メイは自身を鼓舞するかのように叫ぶと左右のストレートやフックを次々と放っていく。
ギンガはそんなメイのパンチを冷静に捌いたりかわしたりすると軽く左右のパンチをメイの顔に打ち返していく。


『アンドロイド・リナ サンプル』

「何って… あなたに不要な知識を吹き込もうとしたゴミを処理していたところですよ…」

リナの口や鼻からこぼれる液体を両手や顔に付着させたまま淡々と語るマドカに祥治は言い様のない怒りを覚えた。
そして、近くにあった椅子を掴むとそのままマドカに殴りかかった。
しかし、マドカはその椅子での攻撃を片手で止めると祥治を蹴り飛ばしていく。

「あなたには何もできないのです… 大人しく見ていてください…」

マドカはそう吐き捨てると再び動かないリナを見据えるとまたしても殴りつけていく。
そして、しばらくリナを殴ったマドカは戦闘用アンドロイド試作機の選考テストの時と同じように青く光らせた右手をリナの胸に叩き込んでいく。

「これで終わりです…」

マドカはリナにとどめを刺したことにさぞかし満足したようで再び冷静な態度を取っていった。
そして、完全に破壊されたリナは身体中から火花や黒い液体をあふれさせていく。


『女司令官の屈辱 サンプル』

『それと最後に一つだけ… このコロシアムでは相手を殺さなければ出られないのでな、注意しておくといい…』

ハデスから告げられたルールも加奈子のフィストへの怒りと憎しみの前では意味を成さない。

『ならば、始めるといい…』

ハデスの開始を告げる宣言を聞いた加奈子は一気にフィストに攻めかかろうとする。
フィストはそんな加奈子に近づくとあることを聞いていく。

「ねぇ、『EDEN』の総司令さん。ボクが造った子たち、どうだったかな?」
「最低だったわ!」
「そっかぁ… 総司令さんはボクのことが憎いのかな?」
「当たり前でしょ!」
「そうなんだね。じゃあ、ボクが総司令さんを憎しみと一緒に壊してあげるよ!!」

フィストはそう言うと加奈子の攻撃をかわすだけではなく、カウンターの右アッパーを加奈子のボディに叩き込んだ。

「うぐぅ… (何この威力…)」

フィストの右アッパーで腹筋を抉られた加奈子はその威力に動揺していく。
加奈子も『EDEN』の総司令官として、隊員とのスパーリングに付き合うこともあったが彼らの攻撃を受けても自分の鍛え上げた腹筋を脅かすことはなかった。
しかし、その腹筋をこんな幼く見える少女に抉られたという事実は多少なりとも加奈子のプライドを傷つけた。

「ずいぶん総司令さんのお腹って柔らかいんだね。ちょっとがっかりかな」

フィストは加奈子のボディを殴った感触を認識しながら呟いている。
そんな隙だらけのフィストの顔を狙って、加奈子は右フックを繰り出していく。
しかし、フィストはそれを避けることなく、顔面で受け止めていく。

「ぶっ… ふーん、総司令さんのパンチってこんなもんなんだ。パンチっていうのはね、こうやって打つんだよ!」

加奈子の右フックを受けたフィストは口からわずかに唾液を吐き出したものの、何もなかったかのように加奈子のパンチ力を分析していく。
そして、獰猛な笑みを浮かべると同じように右フックを返していく。
加奈子はフィストの右フックを左腕でガードしていくが叩き込まれた右フックの威力に加奈子の左腕に皹が入った。

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なにわんGP2013 サンプル3


双葉理保VS椎名真弓


双葉理保、現役のグラビアアイドルであり、地下ボクシング協会『LOVE FIST』に選手登録している地下ボクサーである。
数ヵ月前にデビューし、その際現在の彼女、橘夏美と激戦を繰り広げ、最終的にKO勝ちを収めた。
その後も理保と夏美は『LOVE FIST』のリングに上がり続け、様々な激闘を潜り抜けてきた。

そして、今回、『LOVE FIST』が主催するフライ級トーナメントが開催され、二人は順調に準決勝まで駒を進めた。
しかし、準決勝にて夏美が敗北したことによって二人での決勝戦は実現しなかった。
夏美を準決勝で破ったのは椎名真弓という選手だった。
理保は自宅に帰り、パソコンを使って、『LOVE FIST』本部のサイトにアクセスしていた。
というのも、夏美と真弓の試合を見るためである。
『LOVE FIST』本部のサイトには選手のプロフィールや有料になるが過去の試合の動画をすべて見ることができるのである。

理保のパソコンのモニターには夏美と真弓の試合が映し出されている。


『LOVE FIST』フライ級トーナメント 準決勝第2試合、橘夏美VS椎名真弓の試合は1ラウンドから観客や視聴者の予想を裏切っていた。
夏美の剛腕は真弓の巧みなテクニックによっていなされ、真弓のボディブローがいいように打ち込まれる。

「ふぶぅ・・・」

真弓のボディブローがめり込むと夏美の口から唾液が吐き出されていく。
そして、ボディブローを叩き込まれた痛みと焦りで夏美の動きの精彩さが失われていく。
それでも夏美は真弓の顔に左右のパンチを放っていく。

「んふふ・・・ 焦って出したパンチが当たるわけないじゃない」
「くっ・・・」

真弓の挑発まじりの指摘に夏美は歯を食いしばりながらパンチを出し続けていく。
真弓はそんな夏美のパンチをかわしながら何度も夏美のボディにパンチを入れていく。
その度に夏美の口からは唾液が吐き出され、殴られた夏美のお腹は徐々に赤くなっていく。
そうして、真弓だけが夏美にパンチを叩き込んでいった1ラウンドは終わった。

「次のラウンドでダウンさせてあげるわ」
「負け・・・ない・・・」

真弓の言葉に夏美はボディを殴られ続けた痛みを堪えながら言葉を返していく。
真弓は夏美のそんな姿を一瞥してから何も言わず自分のコーナーに戻っていく。
夏美も右のグローブで腹を押さえながら自分のコーナーに戻っていく。
しかし、その足取りはいつもより重そうだ。

インターバルが終わり、2ラウンドが始まるも夏美はコーナーから出たところで止まっていく。
先程のラウンドのように自分から攻めて、真弓のカウンターをもらうことを避け、逆に真弓にカウンターパンチを叩き込むためにわざと攻め込ませようとしていく。
真弓はそんな夏美を見ても焦ったような表情を見せることなく、フットワークを駆使して瞬く間に夏美との距離を縮めていく。

「愛のお注射!」

勢いよく近づいてくる真弓の顔を狙ってカウンターを放っていく。
しかも、自身がもっとも信頼しているパンチを選択している。

「甘い! ヘヴィ・プラクティス!!」

真弓は顔面に迫ってきた夏美の必殺パンチを冷静にかわし、逆にカウンターの必殺パンチを叩き込んでいく。
『ヘヴィ・プラクティス』は真弓の必殺パンチの一つで強烈なボディブローを相手の鳩尾や弱りきった腹筋を貫くように放たれるものである。

「ぐふぅぅ・・・」

夏美は真弓の放ったヘヴィ・プラクティスをカウンターとしてボディに打ち込まれたことで口から胃液を吐き出してしまった。
1ラウンドに散々痛めつけられたボディはもはやまともにパンチを受け切ることもできず、腹筋も夏美の腹部を守る鎧の役目を果たせなくなっていた。

「んぶぅ・・・」

夏美の咥えているマウスピースが口からこぼれ落ちると続くように膝からリングに崩れ落ちた。

「ダウン! 椎名、ニュートラルコーナーへ!!」

レフェリーは夏美がダウンしたのを見るとすぐに真弓にニュートラルコーナーに行くように指示をしていく。
真弓はレフェリーの指示に少しダウンした夏美を見てから悠々とニュートラルコーナーに向かう。
そして、夏美へのダウンカウントが始まっていく。

「1・・・ 2・・・ 3・・・」

カウントが進んでいくがボディに与えられた痛みのせいで夏美はリングに踞ったままなかなか立ち上がれない。

「4・・・ 5・・・ 6・・・」

カウントが進む中、ニュートラルコーナーで待機している真弓はダウンしたまま踞り、なかなか立ち上がってこない夏美の姿にほくそ笑んでいる。

「ふふ・・・ (もう立ち上がれないみたいね・・・ まぁ、立ち上がってきてもまたリングに沈めるだけよ・・・)」

そんなことを真弓が考えているとは知らず、夏美は必死で身体中に力を入れ、立ち上がろうとしていく。

「8・・・ ナイ・・・」

夏美は身体中を震わせながらもカウント9で立ち上がっていく。

「橘、やれるか?」
「は、はい・・・」

レフェリーに試合を続行できるかを確認されると必死にファイティングポーズを取っていく。

「ファイト!」

試合が再開されるも夏美はボディの痛みから動くこともできない。
真弓はそんな夏美に一気に近づくと左右のパンチを顔に叩き込んでいく。
夏美も必死にガードしようとするが無意識にボディを庇ってしまい、ガードが甘くなってしまう。

「んぶぅ・・・ あがぁ・・・ えぶっ・・・」

ガードが甘くなった状態で顔面にパンチを次々と叩き込まれた夏美の顔は徐々に腫れてくる。

「はぁ・・・ はぁ・・・」
「そろそろ終わりにしようかしら!?」

真弓はそう言うと夏美のボディに右アッパーを軽く打ち込んでいく。
痛みが引かないボディを殴られた夏美は口から胃液をまた吐き出し、ガードが完全に壊れてしまった。

「今よ! チャージフルタスク!!」

真弓の放った左右のフックが次々と夏美の顔に叩き込まれていく。
『チャージフルタスク』は真弓の必殺パンチの一つで左右のフックを次々と相手の顔に叩き込み、打ちのめす技である。

「んぁっ・・・」

真弓のチャージフルタスクを受け、散々フックを叩き込まれた夏美はまたしてもダウンしてしまう。
ダウンした夏美の口からは血が垂れていく。
おそらく、チャージフルタスクを食らった時に切ったのだろう。

「ダウン! 椎名、ニュートラルコーナーへ!!」

1ラウンドの間に二度もダウンを奪った真弓は笑みを浮かべながらニュートラルコーナーに向かった。
そして、二度目のダウンカウントが夏美に対して取られる。

「1・・・ 2・・・ 3・・・」
「・・・・・・」

真弓のチャージフルタスクでの左右のフックの連打を受けた夏美は意識が飛んでしまったのか、虚ろな目をしながら倒れている。

「4・・・ 5・・・ 6・・・ 7・・・」

カウントが進むと夏美の意識がおぼろ気ながらに回復したのか、倒れたままの身体を引きずるようにして近くのコーナーまで進んでいく。
そして、コーナーポストにしがみつくようにしていき、そのままゆっくりと立ち上がっていく。

「8・・・」

夏美がカウント8で立ち上がるとレフェリーは夏美が吐き出したマウスピースを持っていき、夏美に咥えさせ、試合を続行できるかを確認していく。

「や、やれ・・・ます・・・」

試合がまた再開されていくと真弓は夏美にとどめを誘うと距離を詰め、右ストレートを放っていく。
しかし、夏美の顔に叩き込まれるかと思われた瞬間、2ラウンド終了を告げるゴングが鳴った。

「ゴングに救われたわね。けど、次のラウンドで終わらせてあげるわ」
「はぁ・・・ はぁ・・・」

真弓の言葉を聞いても散々いいように殴られ、ダメージが蓄積している夏美には反論することすらできなかった。
真弓は夏美のそんな姿に余裕すら感じさせる笑みを浮かべながら自身のコーナーに戻っていく。
夏美も自身のコーナーに戻っていくがもはやその足取りは重く、試合が始まる前の精悍な姿はどこにもない。

「もうまともに闘うこともできないみたいね! なら、このラウンドで終わりよ!!」

真弓は3ラウンド目が開始されるとすぐに夏美の下に駆け寄り、もはや立っているだけの夏美の顔やボディに次々に左右のパンチを打ち込んでいく。
夏美はガードすらできないまま、真弓の左右のパンチを受けると口から血反吐を吐き出してしまう。

「んんっ・・・ ぶへぇ・・・ おごぉ・・・」
「これで終わりよ! 契約解消!!」

真弓は反撃してこない夏美に対して、最大の必殺パンチでもある『契約解消』を叩き込んでいく。
『契約解消』は『ヘヴィ・プラクティス』と『チャージフルタスク』を合わせた技であり、まず、『チャージフルタスク』で相手のガードを崩した上でダメージを与え、とどめの一撃として強烈なボディブローの『ヘヴィ・プラクティス』を打ち込んで、相手を悶絶させるのである。

「んぁっ・・・ あぐぅ・・・ ぶへぇ・・・ んぶぅぅぅ・・・」

真弓の契約解消を食らった夏美の顔が左右に吹き飛ばされ、さらに強烈なボディブローを叩き込まれた夏美の口からは血反吐まじりのマウスピースが吐き出された。
そして、そのまま前のめりにダウンしてしまった。

「ダウン! 椎名、ニュートラルコーナーへ!!」

レフェリーは夏美が3ラウンド開始早々ダウンしたことに驚きながらも真弓にニュートラルコーナーへ向かうよう指示してから夏美の様子を窺った。
そして、レフェリーはすぐさま試合を止めた。
ダウンした夏美の口から漏れ出た血反吐が広がり、夏美の顔を濡らしていたばかりか、身体中が激しく痙攣していたのだ。

「試合終了! ウィナー、椎名真弓!!」

試合を止めたレフェリーはリングドクターのスタッフたちに担架を用意させると両腕を上げて勝利をアピールした真弓に近づいていき、改めて右腕を取ると勝ち名乗りを上げさせていく。
その間に倒れたままの夏美をリングドクターたちが担架に乗せるが顔中が血まみれになっており、顔についた血が首筋を伝い、胸元にまで流れている。


夏美と真弓の試合の動画を見終えた理保は改めて椎名真弓の実力を認識した。
そして、夏美の代わりに自分が真弓を倒して優勝してやると誓った。

(サンプルはここまで。続きは新刊で)


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なにわんGP2013 サンプル2

第9回アンケートファイト小説
スバル・ナカジマVS孫策伯符

『さぁ、やってまいりました! ドリームガールファイト、1回目の開催です!!』

どこかのドームのような場所のスピーカーからそんなアナウンスが流れる。
それを中央の金網の中で聞きながら、リングに上がった一人の女性、スバル・ナカジマは今自分がいる場所について考えていた。
確か、自分は所属する部隊、機動六課隊舎の自室のベッドの上で眠っていたはずだ。
なのに、自分がリングの上にいる、この状況に違和感を覚えていた。
しかし、それでも事態は進んでいく。

『今回のドリームガールファイトは魔法少女リリカルなのはStrikerSからスバル・ナカジマ選手、一騎当千から孫策伯符選手の参戦だぁ!!』

スバルはアナウンスの内容をいまいち理解できなかったが少なくとも現実ではないことは理解できた。
そして、少し余裕ができたのか、反対側にいる自身の対戦相手に意識を向けることができた。

『さぁ、早速試合開始といきましょう! ファイト!!』

スバルはゴングが鳴り響くと伯符との距離を詰めていく。
伯符もスバルが距離を詰めてくると自身も勢いよく近づいていく。
青い髪のショートヘアーのスバルと茶髪のロングヘアーの伯符がリングの上で動くとそれだけで歓声が上がる。
ちなみに、スバルは水色のスポーツブラとトランクス、オープンフィンガーグローブを身につけており、伯符はスバルと似たコスチュームやグローブを身につけているがその色はオレンジだったりする。

「行くよ、スゥちゃん!!」
「スゥちゃ・・・? んぐぅ・・・」

スバルは伯符に突然知らないあだ名で呼ばれたことに動揺し、動きが鈍ったところに伯符の右ストレートを食らってしまう。
そして、口から唾液を吐き出すと後ろに数歩下がっていく。

「ん?」

伯符は自身が名づけたあだ名がスバルを戸惑わせたことに気づかず、スバルの様子に首を傾げていく。

「あの。何でスゥちゃんなんですか?」
「スバルだからスゥちゃんだけど、ダメかな?」

スバルの問いかけに伯符は質問で返してしまう。
しかし、スバルは伯符のそんな姿にいろいろ考えたりしている自分が小さく思えた。
スバルは自分の両頬を手で叩くと気合いを入れ直していく。

「さぁ、やりましょう、伯符さん!」
「おぅ、スゥちゃん!」

スバルと伯符は再度接近すると左右のパンチを互いの顔に叩き込んでいく。
しかし、スバルと伯符の間には5cm以上の身長差があり、打ち合いになるとスバルが不利になってしまう。
それでも、伯符の繰り出すパンチを食らいながらもスバルは伯符をしっかりと見ていく。


(サンプルはここまで。続きは新刊で)


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なにわんGP2013 新刊(予定) サンプル1



ガールズインパクト奮闘記 番外編 『意地っ張りのロンド』記入者:海藤美咲


あたしと目の前のいけすかない女がリングの上で睨みあっている。
何で、あたしらがリングで睨みあっているのかというと数時間前に遡る。

「はぁ! あんたがあたしより強いって言いたいわけ?」
「そうよ。なのに、何であんたが試合できて私に試合が来ないわけ?」

あたしの言葉に晶子の顔色が変わり、叫ぶように言葉を返してきた。
晶子、岡本晶子はあたしと同じアトム級のキックボクサーでお互いにライバル視しながら競いあっている。
もともと、性格的にも反りが合わないあたしらはしょっちゅう喧嘩をしている。
今も、あたしが試合を決めたことが気にいらなかったのか、晶子が突っかかってきたわけ。

「そんなのあんたがあたしより弱いからでしょ!」
「はぁ! そこまで言うなら私と勝負しなさいよ!」

晶子がそんなこと言ってきたのであたしの頭に血が登って、冷静でいられなくなった。

「いいわよ! なんなら、勝負に勝った方が試合を正式に組んでもらうってことにしない?」
「面白いじゃない。なら、今度の試合は私がもらうわ」

晶子はそう言うと練習に戻っていった。
その後、休憩の時に勝負の時間を決めた。

そして、今、あたしと晶子は同期のボクサー、彩坂梨杏にレフェリーをお願いした上でリングにいるわけだ。

「さて、晶子。今日の勝負、男子みたいな格好でやらない?」
「いいわね。どうせ、女しかいないしちょうどいいわ」

あたしと晶子はそう言うとおもむろに身につけていたスポーツブラを剥ぎ取った。
そして、リングの外に投げ捨てると改めて相手と視線をぶつけあった。

「じゃあ、この勝負に勝った方が試合を正式に組んでもらう・・・ それで異存はないわね?」
「しつこいわね・・・ 分かってるわよ! どうせ、あんたを叩きのめせばいいだけだし」

あたし達はそう言うと梨杏に試合開始の合図を要求していく。
梨杏は諦めたようにため息を吐くと試合開始の合図を告げた。

試合が始まるとあたしは不用意に突っ込んでくる晶子のボディに前蹴りを叩き込んでいく。

「うっ・・・ こ、このぉ!」

前蹴りで距離を離された晶子は苛立ちを隠そうとせず、馬鹿の一つ覚えみたいに前に出てこようとする。
正直、晶子の突撃思考は嫌いじゃない。
けど、あたしの性格じゃ絶対にできないことを平然とやってのける晶子のことが羨ましくて、嫌いなんだ。

「相変わらず、突っ込んでくるだけの猪ね! かわいそうだから付き合ってあげるわ!!」

あたしはそう言うと前に出てくる晶子に一気に近づくと左右のストレートを放っていく。
晶子は顔に左右のストレートが打ち込まれても少し動きを止めただけでまたすぐに前進してくる。
しかも、パンチとかキックをまったく打ってこないまま・・・

「ぶふっ・・・ んぐっ・・・」
「ったく・・・ あんたはゾンビなわけ?」

あたしはそう言いながら晶子の顔やボディに次々と左右のパンチを打ち込んでいく。
しかし、あたしは自身の失策に気づいてしまった。
そう、あたしは前進してくる晶子のプレッシャーに自身がコーナーに追い込まれていることに気づけなかったのだ。

「隙だらけだね、美咲!」

あたしは晶子の言葉に僅か数秒、自身がコーナーに追い詰められていることを確認した数秒を恨んだ。
隙だらけになったあたしの腹筋に晶子の右アッパーがめり込んでいた。
油断して腹筋に力を入れるのを忘れてたあたしのボディは鎧の意味をなさず、晶子の剛腕を受け止めていた。

「んぐぇぇぇ・・・」

あたしの口から胃液が噴き出し、リングを汚していく。
晶子はそのままグローブをねじ上げてくる。
ねじ上げられたグローブからもたらされる痛みにまたしても胃液を吐き出してしまう。
その胃液は晶子の胸元にもかかっていく。

(サンプルはここまで 続きは新刊で)


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