ひらひらの仕掛け屋敷

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『とある執務官の被虐』


『とある執務官の被虐』

時空管理局本局に勤める執務官、ティアナ・ランスターは今、第97管理外世界、地球、日本のどこかに建てられた小屋の中にいる。
それも壁に両手両足を枷で封じられた上で。

「やぁ、お目覚めかね? ランスター執務官殿」
「イワン・ヨークノフ」

イワン・ヨークノフ、数々の管理世界で催眠による犯罪やテロを誘発させた、次元犯罪者。
ティアナは自分の目の前にいる犯罪者を睨むように見ている。

「そんな姿でそんな顔をされてもね・・・ ナカジマ防災士長、鏡を・・・」

ティアナはイワンの言葉に何も言わずに従う親友、スバル・ナカジマの姿に目を見開いてしまう。
イワンはそんなティアナの様子が愉快だというような笑みを浮かべている。
しかし、ティアナは鏡に写った自分の姿に息を飲んだ。
鏡には上半身をさらけ出した己の姿が写っていた。

「何よ、これ・・・」
「それはこれから始めるゲームのための衣装さ・・・」
「ゲーム?」

ティアナはイワンの言った『ゲーム』という言葉に顔をしかめた。
イワンはティアナのそんな表情を見て、また笑みを浮かべると淡々と説明を始めた。

「今日は大晦日という日だそうだね、この世界では・・・」

そう、小屋の中は暖房が利いていて暖かいが外は冬の寒さから雪が積もっている、そんな大晦日だ。
スバルが鏡を元の場所に戻した上で戻ってくるとイワンは説明を再開した。

「この国では大晦日から新年にかけて、人の煩悩を打ち払うために除夜の鐘というものを撞くそうだね?」

ティアナはイワンの言葉に返事はしなかったが以前いた部隊の上司でこの世界出身の者から除夜の鐘のことは聞かされていた。

「そこでわたしも除夜の鐘を撞こうと思うのだよ・・・ 君の身体でね」
「どういう意味よ?」
「私の横にいるナカジマ防災士長、いや、スバル君と呼ぼうかな。とにかく、スバル君には催眠をかけておいたのだよ・・・ 君のお腹に両の拳を叩き込めとね・・・」

イワンはティアナにゲームの内容を簡単に説明した。
つまり、除夜の鐘に見立てた自分をスバルに殴らせ、その様を眺めるつもりのようだ。

「つまり、君が108発スバル君の拳に耐えられたら君の勝ち、私は大人しく管理局に出頭しよう・・・ 君が耐えられなければ君の負け・・・ 私はこの場から去り、また催眠で犯罪をコーディネートする・・・」

つまり、自分がスバルが繰り出すパンチを108発耐えなければまたどこかの世界でこの男による犯罪が起こるということだ。

「君の考えた通り、これは君や管理局の威信を賭けたゲームなのだよ・・・」

ティアナは目の前にいる男の言葉は無視して、スバルに意識を向けることにした。
スバルは無言でティアナの前に来るといつもの構えを取っていく。
しかし、その構えはシューティングアーツの練習の時の構えで俗にいうファイティングポーズのようなものだ。
ちなみに、スバルの格好はいつもの白の上着に黒っぽいズボンの訓練着姿だ。

「それでは始めようか・・・」

イワンがそう言いながら指を鳴らすとスバルは光のない瞳でティアナを一瞥したあと、おもむろに黒い指ぬきグローブに包まれた右手をティアナの腹部に突き刺した。
しかし、まるで撫でるようなパンチにティアナは違和感を覚えた。

「うっ・・・ どういうつもり?」
「何、最初のうちから彼女の全力のパンチを君のお腹に叩き込ませたらすぐに壊れてしまうだろう? それではゲームにならない・・・ だから、初めの10発までは触るくらいでそのあとは10発ごとにパンチの威力を上げるように催眠をかけてある・・・」

要するに、イワンはこのゲームを本気で終わらせるつもりはなく、拷問のようにじわりじわりとやるつもりなのだろう。
スバルはティアナのそんな考えも知らず、無意識に左右の拳をティアナの腹部に打ち込んでいく。
ティアナもスバルに殴られながら、イワンの思惑通りに行くのも悔しいのか、歯を食いしばり耐えていく。

「・・・ ・・・」
「耐えるねぇ・・・ そろそろ10発打ち終えるね・・・」

イワンの言う通り、10発のパンチがティアナの腹部に打ち込まれた。
しかし、ティアナの剥き出しの腹部はまだうっすらと赤くなったくらいだった。

「さすがに執務官殿は鍛え方が違うようだ・・・ でも、まだまだ続くのだよ・・・ なぜなら、除夜の鐘は108回撞かねばならないからねぇ・・・」

イワンがそう言うのと同時にスバルの放った11発目のパンチがティアナの腹部に突き刺さった。

「ぐっ・・・」

自身の腹部に突き刺さったスバルの拳から感じた威力が先ほどまでとは少し変わったのをティアナは肌で感じていた。
スバルはイワンの言葉通り、まるでサンドバックでも殴るかのような感じでティアナの腹部を殴っているのだ。

「今、君は何故スバル君が平然と君を殴れるのかと思っているのだろうね」

ティアナは次々にスバルの左右のパンチを己の腹部で受けながらイワンの言葉に動揺していた。
イワンはそんなティアナを見てからその理由を答えた。

「それはね・・・ スバル君は私の催眠によって、君をただのサンドバックと思っているのだよ」

ティアナはイワンの言葉に再び息を飲もうとしたが間髪入れずに叩き込まれるスバルのパンチにそれすらできなかった。
そして、叩き込まれたパンチが20発を超えた頃、硬く閉じた口の隙間から唾液が一筋流れ出した。

「頑張るねぇ・・・」

イワンは殴られているティアナを近くの椅子に座り、その前のテーブルに置かれたワインを瓶から直接飲んでいる。

「私はね、私を捕らえようとする者をこんな風にいたぶりながら飲む酒が大好きでね・・・ 今までも何人もの捜査官を酒の肴にしてきたものだよ・・・」

そう、今まで何人もの捜査官がこの男によっていたぶられ、精神的におかしくなった者も数多くいるために自身に依頼がきたのをティアナは思い出した。
しかし、自分も目の前にいる男によって仕掛けられた罠にかかり、こうして親友の手で痛めつけられている。

「んっ・・・ ふぐっ・・・」

ティアナの口から徐々に苦痛に満ちた声が漏れ始める。
しかし、それでもスバルの手はいっこうに止まらず、絶えずティアナの腹部に突き立てられる。

「スバル君、少し待ってもらえるかな?」

イワンはティアナの腹部に40発目のパンチが打ち込まれた直後、スバルに近づき、右肩に手を置いて止めていく。
そして、俯きかけたティアナの顎を右手で掴むと自分に目線を合わせさせていく。

「どうかね、執務官殿?」
「はぁ・・・ はぁ・・・ 最悪の気分・・・よ・・・」

ティアナは40発も腹部を殴られた痛みから荒い呼吸をしながら必死にイワンを睨みつけていく。
しかし、イワンは動じることなく、ティアナの顎から右手を離すとそのまま待機していたスバルの左肩を叩き、再開の合図を送っていく。

「そうこなくては面白くない・・・ 君にはせめて100発は耐えてもらわないと面白みがない・・・」

イワンの何気ない一言にティアナは一瞬青ざめるがそれでもすぐに気丈に振る舞っていく。
しかし、そんなティアナの表情も無情にも叩き込まれた41発目のパンチで一変した。

「んぐぇ・・・」

大きく開かれた口から大量の唾液が飛び散った。
何十発とスバルの剛腕から繰り出されるパンチを受け続けたティアナの腹部はもはや力を入れることもできなくなってきている。
それでもスバルの拳は止まることなく、サンドバックであるティアナの腹部を穿っていく。
その度にティアナの口から唾液が飛び散っていく。

「んぶぅ・・・ ぐぇぇ・・・ がはぁ・・・」
「いやはや、執務官殿の口からもそのような醜い音は出るものなのですな・・・」

イワンの言葉すら耳に入らないほどスバルに殴られているティアナの肉体的そして精神的ダメージは大きなものだ。
しかし、それでもまだ50発、半分しか過ぎてないのだ。
その上、スバルの拳に込められる力もますます上がっていっている。
このまま殴られ続けたら、自分はスバルに壊されてしまうかもしれない。
そんな恐怖がティアナの頭によぎるがそれでも必死に耐えていく。
自身の任務のため、これ以上被害者を出さないため、そして、スバルの心を守るため。
もし、自分が耐えきれず、命を落とすようなことがあれば、スバルはきっと心に大きな傷を負い、最悪壊れてしまうだろうとティアナは考えている。
普段は明るく活発だがどこか内面的で弱い部分のあるスバルのことをよく知っているからこそ、なんとしてでもこのゲームに勝たなければならないという想いがティアナを支えている。

「本当に頑張りますねぇ・・・ しかし、ゲームが辛くなるのはここからですよ」

そう、半分を過ぎて身体が温まったスバルなら次は徐々に全力で打ち込もうとするだろう。
何度かスバルがサンドバックに打ち込んでいるのを見たことがあるがサンドバックすら壊す拳が自分に向けられると考えると身体の震えを感じずにはいられない。
それでもスバルは容赦なく次々と左右の拳をティアナの弱りきった腹部に突き刺していく。

「んんっ・・・ あがぁ・・・ おごぉ・・・」

ティアナの口からは呻き声と唾液が絶え間なく漏れていく。
スバルはティアナの吐き出した唾液が顔にかかってもまったく気にせずにティアナのお腹を殴っていく。

「やっと60発を超えましたか・・・ あと、48発ですよ、執務官殿」

イワンはワインを飲みながら腹部を殴られ、唾液と呻き声を出し続けるティアナに呼びかけていく。
そんなイワンを必死で睨もうとしたティアナの腹部に61発目のパンチがめり込んだ時、またしてもティアナの表情が一変した。

「んっ・・・ んん・・・ んぐぇぇぇ・・・」

そして、口を大きく膨らませたかと思うと堪えきれずに口の中に溜まった液体を吐き出した。
それは黄色い胃液だった。
スバルの足元にティアナの吐き出した胃液がこぼれるが、そんなことは認識すらできずに次々とティアナの腹部にパンチを叩き込んでいく。
その度にティアナの口からは胃液が吐き出されていく。
しかも、吐き出し続けるうちにその胃液が少しずつ赤みを帯びてくる。

そして、ティアナの腹部に98発のパンチが打ち込まれたあと、またしてもイワンがスバルの右肩を叩き、止めていく。

「さて、執務官殿・・・ いよいよ残り10発となったわけだが、今の気分はどうかな?」
「ひゅー・・・ ひゅー・・・」

ティアナは散々腹部を殴られたことでまともに呼吸することすらできずにか細い音を立てていく。

「最高の気分かね・・・ では、残り10発は嗜好を変えてみようか?」

そう言うとイワンは再び指を鳴らした。
すると光を失っていたスバルの瞳に光が戻り、意識が戻った。
そして、そんなスバルの目の前に腹部を散々殴られ、赤黒い痣を腹部全体に作ったティアナの姿が映った。

「何、これ・・・?」
「君が彼女のお腹を何度も何度も殴ったのだよ・・・ その手でね・・・」

スバルには目の前にいる男の言葉が信じられなかった。
しかし、その両手に残る感触が紛れもなく自分が大好きな親友のお腹を何度も何度も何度も殴ったことを理解させていく。

「い、や・・・ 嫌だ! 止めてよ!!」
「無理だね・・・ 私は君たちが苦しむ姿をゆっくりと見物させてもらうよ・・・」

そう告げるとイワンは再びスバルに近づき、左肩を叩いていく。
しかし、今度は意識があるため、スバルは必死に自分の身体を止めようとしていく。
だが、そんなスバルを嘲笑うかのようにスバルの身体はティアナの腹部に残り10発のパンチを叩き込むために動き出す。



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