ひらひらの仕掛け屋敷

このブログはアニメや特撮、漫画についてのコメントやオリジナル女子格闘技小説を掲載したりしますよ♪♪

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スーパーヒーロー作戦 NEW MISSION 沢井零次(Episode1~5)

沢井零次(さわい れいじ)(Episode1~5)
イメージCV 柿原徹也

幼い頃、本郷猛(仮面ライダー1号)によって救われた過去がある。
その時から前の記憶がなくなっている。

東山学園と呼ばれる小中高エレベーター式の学校に通っている。
高校2年でサッカー部に所属している。

ある日、トライバル・エンドにさらわれて仮面ライダーイヴに改造されてしまう。

好きなものは唐揚げ、サッカーなど
嫌いなものは卑怯なこと、悪い奴など

零次自体がただ少し喧嘩が強いだけなので、ダーククライムの怪人達との戦いでは苦戦することも多い。

仮面ライダーイヴ

元々はトライバル・エンドが何らかの企みに利用しようとしていたため、ブラックボックスのような機能がある。
パンチ力は6トン、キック力は8トン、ライダーキックは20トンの威力がある。
しかし、成長による能力の向上が期待される。

マッハアクセル

零次の友人の村中聡の姉である村中絵理が製作したものである。
オフロードタイプのバイクをベースにしており、イオンターボエンジンを搭載していて、最高速度は時速900km、エネルギーマシンガンを装備している。
また、内蔵されたAIにより、人とコミュニケーションを取ることができる。
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スーパーヒーロー作戦 NEW MISSION Episode-7 彩坂梨杏 プロデビュー!!(後編)

スーパーヒーロー作戦 NEW MISSION Episode-7 彩坂梨杏 プロデビュー!!(後編)

いよいよ、試合開始の時間になり、二人はすでにリングの上に上がっている。

「(いよいよ、まどかとの試合か・・・ 勝てるかは分からないけど全力でぶつからなきゃ!)」
「(あたしは同じ相手に二度も負けない・・・ この試合で梨杏をKOして、それを証明するわ!)」

二人は試合への意気込みは充分なようだ。

リングアナが二人の名前を読み上げていく。

「赤コーナー、116.7ポンド 里山ジム所属 彩坂梨杏!!」

リングアナのコールに梨杏は右腕を高く突き上げていく。

「青コーナー、 117.8ポンド 神宮寺ジム所属 神宮寺まどか!!」

リングアナのコールにまどかは堂々と両腕を突き上げていく。
まるで、自分が勝者だと言わんばかりに・・・

会場は観客がそれなりにいる。
いくら、美少女女子高生ボクサーのデビュー戦とはいえ、4回戦の試合なので見に来るお客も少ないわけである。

「両者、リング中央へ!」

二人はレフェリーにリング中央に来るように指示されるとゆっくりとリング中央へ向かった。
そして、相手を睨み続けていく。

「梨杏、あんたが通ってた病院の娘は大丈夫? はっきり言って、あたしはあんたとその娘のことを考えて試合してる暇はないわよ」
「真由ちゃんはもう大丈夫だよ。 それに、わたしも真由ちゃんもまどかには負けないよ。 KOしてあげるから」

レフェリーが二人に自分のコーナーに戻るように指示していく。
二人はその言葉に自分のコーナーに戻っていく。

「まどか。 作戦に変更はない。 梨杏ちゃんとの打ち合いに付き合うふりをしながら梨杏のパンチをかわして、お前のパンチだけを叩き込んでやれ」
「分かってるわ、パパ。 梨杏のパンチをもらえば、あたしが一発でグロッキーになることくらい・・・ だから、あたしのパンチとテクニックで梨杏をKOしてやるわ!」

まどかの言葉に耕次会長は頷いていく。
そして、まどかは試合開始までウォーミングアップをしていく。

「梨杏、神宮寺まどかは強敵だ。 心してかかれよ」
「分かってますよ、会長。 まどかはわたしが簡単勝てる相手じゃないってことは分かってますから・・・」

梨杏の答えに里中会長は満足したような表情を浮かべて、梨杏にマウスピースをくわえさせた。

「ラウンド1、ファイト!!」

試合開始のゴングが鳴り、二人が自分のコーナーから飛び出していく。
しかし、まどかはリング中央から少し離れた場所で構えを取った。
梨杏はまどかとの距離を縮めるべく、一気に近づいていく。

「来なさいよ、梨杏。 あんたのパンチなんかじゃあたしはKOできないわよ」
「なら、わたしのパンチでまどかをKOするんだから!!」

梨杏はさらにまどかの顔やボディを狙って、左右のストレートやフックを放っていく。
しかし、まどかは梨杏のパンチを紙一重でかわしたりガードしたりしていき、逆に梨杏の顔やボディに左右のストレート、フックやアッパーを叩き込んでいく。
まどかのパンチ力に梨杏のパンチ力が合わさったようなカウンターを食らい、梨杏の口から唾液が吐き出される。

「ぶふぅ・・・ あぶぅ・・・」
「梨杏! あんたのパンチはあたしには当たらないわよ!!」

梨杏はまどかに自分のパンチをかわされても必死にパンチをまどかの身体に叩き込もうとするがまどかに全てかわされてしまう。

「はぁ・・・ はぁ・・・ (何で、まどかを捕まえられないの? 速すぎるよ・・・)」
「ふふっ・・・ あたしを捉えられなくて焦ってんの・・・ だったら、そろそろあんたをKOしてあげるわ!!」

まどかはそう言うと、梨杏の顔やボディへ左右のフックやストレート、アッパーを叩き込み、ラッシュをかけていく。
まどかのラッシュを食らった梨杏は前のめりにダウンしてしまった。

「ダウン! 1・・・ 2・・・ 3・・・」
「はぁ・・・ はぁ・・・ あたしのパンチも結構効くみたいね・・・」

まどかはニュートラルコーナーに向かいながらそんなことを呟いていた。
梨杏はなんとか立ち上がろうとするがなかなか立ち上がれない。

「7・・・ 8・・・ ナイ・・・」
「(負けたく・・・ない・・・ まどかには負けたくない!!)」

梨杏はカウント9でふらつきながらも立ち上がった。
レフェリーが梨杏に試合を続けられるかを聞くと梨杏は頷いていく。

「ファイト!!」

レフェリーは梨杏が頷いたのを見て、試合を再開していく。
まどかは試合が再開されると梨杏がガードするのも構わず、左右のフックやアッパーなどを叩き込んでいく。
梨杏は反撃しようと考えているがまどかのパンチのスピードが速く、隙が見つけられない。

「ストップ! 神宮寺、ストップだ!!」

梨杏とまどかはレフェリーを見つめていく。
二人ともレフェリーストップかと思った。

「ゴングだ。 早く自分のコーナーに戻って」

レフェリーの指示にまどかと梨杏は自分のコーナーに戻っていく。
まどかも梨杏も肩で息をしているがダメージはラッシュを受けた梨杏の方が大きいだろう。

「まどか、1ラウンド目はまずまずな結果だな」
「そうだね、パパ。 けど、梨杏は次のラウンドから飛ばしてくるわ」

まどかは耕次会長に自分が思っていることを話していく。

「梨杏はおそらくスロースターターよ・・・ 1ラウンド目じゃエンジンはかからないわ・・・」
「すなわち、2ラウンド目以降じゃなければ梨杏ちゃんの本当の力は計れないということか・・・」

耕次会長はまどかの言葉に返事を返していく。
娘の言葉を神宮寺耕次は最も信用している。

「だったら、まどか。 梨杏ちゃんが次のラウンドでエンジンをかけてくる前にKOしてしまうんだ!」
「うん、分かってるよ、パパ!! このラウンドで梨杏と決着をつけてくるわ!!」

まどかは耕次会長の、父親の言葉に答えた。

「梨杏、1ラウンド目は完全に神宮寺に持っていかれたな。 けど、勝負は次のラウンドからだ。 いいな?」
「はい、会長! わたしもまどかとの勝負は2ラウンドにあると思ってますよ。 だから、安心してください」

梨杏が会長の言葉に返事をすると会長は頷きながら梨杏の身体の汗を拭いた。

「ラウンド2、ファイト!!」

そして、2ラウンド開始を告げるゴングが鳴り響き、梨杏とまどかがコーナーを飛び出していった。
しかし、梨杏はリング中央から少し離れた場所でガードを構えていく。

「どうしたの、梨杏! インファイターのあんたが中途半端な位置で止まったら、アウトボクサーのパンチの餌食になるわよ!!」
「だから、何? わたしのパンチでまどかをKOすればいいだけの話だよ!!」

梨杏はまどかに近づき、左右のストレートとフックを打ち込んでいく。
しかし、まどかは梨杏のパンチをかわすとまた左右のストレートを梨杏の顔に叩き込んでいく。

「んぐぅ・・・ かはぁ・・・ あぶぅ・・・」
「ほらほら、反撃してみなさいよ! あんたの四年間はこんなもんなの!!」

まどかの言葉に梨杏は右アッパーをまどかのボディに叩き込むことで答えていく。

「うぶぅ・・・ (さすがに梨杏のパンチは効くわね・・・ けど、一発程度じゃあたしをKOするには足りないわよ!!)」
「はぁ・・・ はぁ・・・ (やっと、まどかに一発食らわせられた・・・ けど、ダメージはわたしの方が大きい・・・ もっと、まどかにわたしのパンチを叩き込まなきゃ!!)」

梨杏はさらにまどかの身体にパンチを叩き込もうと左右のストレートやフック、アッパーを打ち込んでいく。
しかし、まどかは落ち着いて梨杏のパンチを捌き、自分の左右のフックを叩き込んでいく。

「ぶふぅ・・・ んあっ・・・ くはぁ・・・」
「やってくれるじゃない、梨杏! でもね、あたしは今回はあんたに負けるわけにはいかないわ!! 同じ相手に二度も負けられないのよ!!」

まどかはさらに、梨杏のボディと顔に左右のフックやアッパー、ストレートを叩き込んでいく。
梨杏の口からは血混じりの唾液が吐き出され、顔やボディは痣ができ、腫れてきている。
それでも、梨杏は諦めずにまどかの身体にパンチを叩き込もうとする。

しかし、ここで2ラウンド終了のゴングが鳴り響いた。
試合は前半が終わったが明らかに梨杏が不利なようだ。

「よくやった、まどか。 前半はお前が有利だぞ」
「はぁ・・・ はぁ・・・ そうでもないみたい、パパ・・・ 梨杏のパンチが効いてるわ・・・」

まどかは梨杏のボディへの右アッパーのダメージが色濃く残っていることに気づいていた。

「梨杏ちゃんのボディが効いたみたいだな。 もう時間もあまり残ってない。 梨杏ちゃんのパンチをかわせとは次のラウンドからは言わない。 次のラウンドからは全力で梨杏ちゃんを叩きのめしてこい。 いいな!?」
「分かってるわ、パパ・・・ この試合はあたしが勝つんだから!!」

耕次会長はまどかが梨杏のパンチが効いていることを見抜いた様子だ。
まどかがそのことを頷くと耕次会長は何も言わずにまどかの汗を拭いたりするとまどかは肩で息をしながら体力を回復しようとしていく。

「会長、すいませんでした・・・ 試合の流れはまどかに持ってかれました・・・」
「いや、気にするな・・・ 神宮寺は強い・・・ 次のラウンドはKOされても構わん! 神宮寺に一発でも多く、お前のパンチを叩き込んでやれ!!」

梨杏の言葉に里山会長は否定せずにまどかの実力を評価した上での作戦を指示した。
梨杏はそれに頷くと何も言わずに体力の回復に努めた。

「ラウンド3、ファイト!!」

3ラウンド目が始まり、まどかと梨杏はお互いにリング中央まで一気に接近していく。
そして、左右のフックやストレートを相手の顔に叩き込んでいく。
そのパンチに、梨杏の顔はさらに腫れていき、左目も完全に塞がってしまう。
しかし、まどかの顔も梨杏のパンチを打ち込まれ、腫れ始めた。
 
「ぶふぅ・・・ かはぁ・・・ まどかには負けない!!」
「んはぁ・・・ あぐぅ・・・ あたしだって梨杏には負けないわよ!!」

二人とも相手に勝ちたいという気持ちが強いのか、倒れてしまいそうなくらいのダメージを受けても拳を振るうことは決して止めない。
しかし、まどかの手数が徐々に減ってきているのを梨杏は感じていた。

「(あたしは全米のジュニアチャンプよ・・・ いくら、梨杏がパンチ力があるからって負けられないのよ・・・)」
「(さすがに、全米ジュニアチャンプになっただけあって、まどかってば強い・・・ たぶん、向こうの人といっぱい試合をして勝ち続けたんだよね・・・ 拳にまどかの今までのボクシングが込もってるよ・・・)」

まどかも梨杏もお互いに弱気になりそうな自分を奮い立たせていく。
まどかと梨杏はさらに左右のストレートを相手の顔に打ち込んでいく。

「んんっ・・・ ぶはぁ・・・ んぶぅ・・・」
「んあっ・・・ がはぁ・・・ ぶふぅ・・・」

二人の口からはさらに血混じりの唾液が吐き出される。
二人の顔は完全に腫れてしまった。
梨杏の右目も徐々に腫れてくるが、まどかの右目も腫れてきた。

「はぁ・・・ はぁ・・・ さすがにしぶといわね・・・」
「はぁ・・・ はぁ・・・ まどかも随分打たれ強くなったじゃない・・・」

まどかと梨杏はお互いに軽口を叩きあっていく。
しかし、また二人は左右のフックやストレート、アッパーを相手の顔やボディに叩き込んでいく。

「ストップ! 二人ともやめろ!! ゴングだ!! ゴング!!」

3ラウンド終了のゴングが鳴り響く中、二人は左右のパンチを叩き込み続けるがレフェリーが二人の間に腕を差し出し、二人を止めた。
まどかと梨杏はふらふらになりながら自分のコーナーに戻っていく。

アイキャッチA(梨杏とまどか、試合前の宣伝ポスターの絵)

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スーパーヒーロー作戦 NEW MISSION Episode-6 彩坂梨杏 プロデビュー!!(中編)

スーパーヒーロー作戦 NEW MISSION Episode-6 彩坂梨杏 プロデビュー!!(中編)

梨杏がまどかと再会してから日が経ち、試合の一週間前になった。
梨杏は試合に備えて、病院に行き、彩との勝負で負った傷や痣などの回復具合を診察してもらうことにした。

「彩坂さん、診断の結果を教えますね」
「お願いします、先生」

お医者さんは梨杏を見つめるとため息を吐いて話し始めた。

「とりあえず、怪我は完治してますよ。 ただ、お腹や顔の痣はまだ消えてませんよ。 できれば、試合なんてしてほしくないですね」
「先生、すいません・・・ 例え、どれだけ不利でもボクシングから逃げたくありません」

梨杏の言葉に先生は少し考え込んでいた。
結局、診察はそこで終わり、梨杏は病院を後にしようとした。
しかし、梨杏の目には小さな女の子が映っていた。
その女の子は苦しそうにしながら歩いていた。

「大丈夫? 手伝おっか??」
「ありがとう、お姉ちゃん・・・ でも、大丈夫だか・・・ あぁ・・・」

梨杏に気を使わせまいとした女の子が倒れてしまい、慌ててその娘を抱えてナースステーションまで駆け込んだ。
その後、梨杏はその娘の部屋にお呼ばれしていた。

「あの、お姉ちゃんのお名前は??」
「わたしは彩坂梨杏だよ。 あなたのお名前はなぁに?」

女の子は少し躊躇ってから答えた。

「んん~と、わたしは橋場真由。 この病院に2ヶ月前から入院してるの」
「真由ちゃんは何の病気で入院してるの?」

梨杏がそう聞くと真由は首を傾げてから答えた。

「分かんない・・・ なんか、難病なんだって・・・」
「そっか・・・ でも、きっと大丈夫だよ。 だって、お医者さんがいるもんね」

梨杏の言葉に真由は少し笑った。
それから、梨杏は真由と別れて、病院を後にした。


「マッシュルームサイクロプス! 作戦の方は順調か?」
「はっ、ハイド様。 人間どもの体内には俺のキノコ胞子が充満していますよ」

ハイドはその言葉を聞いて、ほくそ笑みながら次の作戦を伝えた。

「ならば、マッシュルームサイクロプスよ。 次は東京中の人間どもの体内にキノコ胞子を植えつけてやりなさい。 そうすれば、人間どもはすぐに絶えることでしょう」

マッシュルームサイクロプスはハイドの言葉を聞いて、ただちに作戦を開始した。


梨杏はまた真由の病室を訪ねていた。

(梨杏side)

わたしが真由ちゃんの病室に行くと真由ちゃんが嬉しそうに迎えてくれた。

「真由ちゃん、こんにちは。 調子はどう?」
「梨杏お姉ちゃんに会ってから凄く体調がよくなったの。 梨杏お姉ちゃんも怪我大丈夫?」

真由ちゃんが心配そうに聞いてきたのでわたしはガッツポーズを取りながら答えた。

「もう大丈夫だよ! 痛みはないから。 でも、少し痣が残っちゃってるけどね」

真由ちゃんがわたしの顔の痣を見ながら、質問してきた。

「ねぇ、梨杏お姉ちゃんは何してるの?」
「お姉ちゃんはね、ちょっと前までは喧嘩とか空手をやってたよ」

わたしが喧嘩をしていたと言うと真由ちゃんは少し怖がったような顔をした。
なので、少し表現を変えることにした。

「えっとね、わたしがやってたのは喧嘩というかストリートファイトっていう格闘技の試合をやってたんだよ。 今は止めて、もうすぐプロボクサーとしてデビューするんだけどね」

真由ちゃんはわたしの言葉に目を輝かせながら聞き入っていた。

「お姉ちゃん、ボクサーなんだ! かっこいい!! わたしも応援に行けたらなぁ・・・」
「じゃあ、お姉ちゃんとの約束しない。 お姉ちゃんの試合の相手は凄く強い人だけど、お姉ちゃん、頑張って勝つから・・・ 真由ちゃんも病気なんかKOしちゃおう!!」

真由ちゃんは少し驚いてから元気に答えてくれた。

「うん! 約束する!! 真由も頑張るからお姉ちゃんも頑張ってね!!」

わたしは真由ちゃんと面会時間いっぱいまで話した。
そして、その後真由ちゃんのお母さんから話を聞いている。

「いつも、ありがとうございます。 真由が入院したのは2ヶ月前にきのこ採りに行った後なんです。 真由はうわごとのようにきのこのお化けが出たって言ってました・・・」
「それは、本当ですか。 だったら、警察かガイアセイバーズに通報しないと」

真由ちゃんのお母さんは首を横に振るようにしてから再び話し始めた。

「警察に通報したら、証拠がない事件には手は出せないと言われました・・・ ガイアセイバーズに言うのは躊躇ってしまって・・・」
「わたしの知り合いにガイアセイバーズのメンバーがいます。 わたしがその娘に掛け合ってみます。 だから、諦めないでください!!」

わたしはそう言うと、すぐに病院を後にした。


梨杏は真由の母親から聞いたことをガイアセイバーズのメンバーに話した。

「話の内容は分かった。 俺達がこの事件を片づけよう」

話を聞いた天道は早速ガイアセイバーズの捜査班を事件捜査に介入させる手配を整えた。

「あの、わたしも協力させてください!」
「冗談なら聞いてる時間ないよ。 うちらは遊んでるわけじゃない」

洋子の言葉に梨杏は洋子を睨み返し、答えていく。

「その病院にはわたしの大切な友達がいるんです! だから!!」
「分かったわ。 天道さん、うちが梨杏ちゃんを責任持って守ります。 捜査に協力させたってください」

天道は少し考え込んでから梨杏の捜査協力を許可した。


梨杏と洋子は早速、梨杏が真由と出会った病院に向かっていた。

「さて、梨杏ちゃん。 危険なのは分かっとるな。 それでも行くんやね?」
「はい・・・ それでも、真由ちゃんのことが心配なんです・・・」

梨杏の言葉を聞いた洋子は梨杏の肩に手を置いて励ましていく。

二人は病院の中に入り、まず院長室へ向かうことにした。

「病院で捜査するならまずは院長室からやな」
「勝手に入っていいんですか?」

洋子は梨杏の問いかけをさも当たり前のように否定した。

「そんなのアポなし訪問に決まっとるやん。 悪の組織相手にアポ取ってどうするん?」
「いや、なんか泥棒みたいで・・・」

洋子はそんな梨杏の様子を見て、くすりと笑ってしまう。
梨杏は洋子が笑ったことに頬を膨らませながら抗議する。

「あははははは! 梨杏ちゃんかわいすぎ!!」
「むう~! 何で笑うんですか!!」

二人して騒いでしまうと洋子は梨杏を落ち着かせようと宥める。

「ごめんごめん。 梨杏ちゃんの反応が昔のうちみたいでかわいかったから、ついな・・・ とりあえず、静かに探そか・・・」
「はい。 見つければいいのはこの病院のカルテですよね?」

なんだかんだで、しっかり捜査に協力している梨杏の言葉に洋子は無言で頷いていく。
しばらく、辺りを探していると机の上にあるカルテを見つけた。

「やっぱり、この病院は黒みたいやね・・・ 入院患者の半数以上が例の病気にかかってるわ・・・」
「洋子さん、真由ちゃんは大丈夫なんですか!?」

梨杏は真由のことが気になり、つい語尾を強めてしまう。
洋子は梨杏にゆっくりと事実を伝えた。

「落ち着いて聞いてな・・・ 真由ちゃんも例の病気にかかってる・・・ だからこそ、解決法を探すで」
「はい・・・ 急ぎましょう・・・」

梨杏達がカルテを調べていると院長室に院長達が戻ってきてしまった。

「君たちはここで何をしているのかね?」
「あんた達の不正を暴きに来たのよ。 自分達でウィルスをばらまいておきながら白々しいことは言わせへん!」

院長は洋子の言葉に笑いながら答えるかのように姿を変えた。

「それがあんたの正体ってわけ?」
「そうだ。 このマッシュルームサイクロプス様のキノコ胞子は特別でなぁ・・・ 最初はただの胞子だが徐々に毒性を持つようになるのさ」

マッシュルームサイクロプスの説明を聞いた梨杏は怒りのまま殴りつけようとする。
マッシュルームサイクロプスは梨杏を嘲笑うかのようにキノコ胞子を放出した。

「はぁ・・・ はぁ・・・ 洋子・・・さん・・・」
「はぁ・・・ はぁ・・・ 梨杏・・・ちゃん・・・」

二人の様子を見たマッシュルームサイクロプスは笑いながら自分の能力の捕捉説明をした。

「ちなみに、俺のキノコ胞子は俺の意思で効果を何倍にもできるのだ。 その二人を病室へ叩き込んでおけ!!」

マッシュルームサイクロプスの命令で洋子と梨杏は病室に監禁されてしまった。

「(なんとか、脱出しなきゃ・・・ うちにできることがなくても天道さん達ならなんとかしてくれるはずや・・・)」

洋子は毒に侵されながら必死に脱出を考えていた。

「(こうなったら一か八か、飛び降りるだけだ・・・)」

洋子はそう考えるとゆっくりと窓の近くに行き、窓へ飛び込んで下の路地へ落ちた。
そこへ一台の車が通りかかった。

「おい、君! 大丈夫か!?」
「うっ・・・ ううっ・・・ あなたは・・・」

洋子が名前を尋ねると男は自分の名前を教えてから洋子の腕に注射器の針を刺した。

「俺は香川竜馬。 ICPOから今回の事件を追うように指示されたんだ」
「あれっ・・・ 頭がすっきりしてきた・・・」

洋子は竜馬が刺した注射針から注入された薬剤によって体調が戻ったようだ。

「君に施したのは胞子型バクテリアを元通りにする抗生剤だ。 博士が作ったバクテリアは人の抵抗力や再生力を促進する効果があるんだ・・・」
「でも、それと今回の事件と何の関連があるんですか?」

洋子が問いかけると竜馬は懐から写真を取りだし、洋子に見せた。

「この人に見覚えはないかい?」
「この人、さっきの病院でうちらに毒胞子を吐いてきた人だ・・・」

竜馬は洋子の呟きに確信を得たような表情をした。

「彼は2、3ヶ月前にとある集団にさらわれたんだ」
「その組織の名前ってまさか?」

洋子の言葉に竜馬は頷きながら答えた。

「そう・・・ ダーククライムだ・・・」
「やっぱり・・・ でも、何であの人の研究じゃなきゃ駄目やったんですか?」
「彼の研究していたバクテリアはどんな物質にも変化できる。 すなわち、奴らにとって何にでも変化できるバクテリアは怪人を生み出す細胞を作るのに適していたというわけだ」

洋子は竜馬の言葉の意味を理解するとすぐにガイアセイバーズに連絡した。

「ガイアセイバーズ本部、応答してください。 今回の事件の詳細が判明しました」
「続きは俺が話すよ。 ガイアセイバーズ総監、天道総司さんだな? 俺はICPOから派遣された香川竜馬だ。 今回の事件は犬養博士という人が作り出した胞子型バクテリアを利用したダーククライムの犯罪だ」

竜馬の言葉を聞いた天道は通信越しに少し考えてから答えた。

『では、香川竜馬と中野洋子に命令を下す。 博士がバクテリアを元に戻す抗体か何かを作っていないか、調べるんだ』
「「了解!!」」

洋子達は天道の指示を受けて、犬養博士がいる病院の調査に乗り出した。
洋子は再び院長室へ忍び込んでいた。

「やっぱり、ここに抗体があったんや・・・ 香川さんに知らせんと・・・」

洋子は竜馬に連絡を取ろうと通信機を手に取ったが、電話妨害が施されるのか、連絡が取れない。
そこへ、院長である犬養博士が戻ってきた。

「ようこそ、ガイアセイバーズの捜査官さん・・・ わたしの毒胞子の影響は出なかったのですか・・・」
「犬養博士・・・ どうして、こんなことをするんや!?」

洋子の言葉に犬養博士は顔に汗を浮かべながら答えていく。

「わたしの研究費の確保のためだ・・・ わたしの研究の偉大さを世界中の人間に証明してやるんだ・・・」
「そんなことのために関係のない人達を苦しめたんか!?」

洋子の言葉を聞いた犬養博士の表情が変わった。

アイキャッチA(梨杏と真由、仲良くお話し中) 

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