ひらひらの仕掛け屋敷

このブログはアニメや特撮、漫画についてのコメントやオリジナル女子格闘技小説を掲載したりしますよ♪♪

第5回アンケートファイト アンケート終了のお知らせ


皆さん、どうもですよ♪♪
ひらひらですよ♪♪

第5回アンケートファイトのアンケートをそろそろ終了したいと考えています♪♪
5月1日に終了する予定ですよ♪♪(わたしの22歳の誕生日ですよ♪♪)
現在は4が二票で1が一票ですよ♪♪

皆さんからの投票待ってますよ♪♪

ひらひらでした♪♪
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小説に関しての話ですよ♪♪

皆さん、どうもですよ♪♪
ひらひらですよ♪♪

今回はわたしが書いている小説についての話ですよ♪♪

改めて考えたんですがわたしのブログの小説は前回の話と次回の話が見にくいと思うわけです。
ですので、小説上部に前回の話をリンクし、下部に次回の話をリンクしようと考えています♪♪
しかし、作業が手間取るのですぐにはできませんがご了承くださいね♪♪

ひらひらでした♪♪

追記

スーパーヒーロー作戦 NEW MISSION Episode-0~3までに前回の話(Episode-1ならEpisode-0)と次回の話(Episode-0ならEpisode-1)という具合にリンクを貼ってみました♪♪
これで、見やすいか見にくいかを読者の皆様の意見も踏まえた上で検討したいので返事をいただけるとありがたいです♪♪
もし、見やすいという意見が多ければ今後この方法でリンクを全ての小説に貼っていきますのでよろしくお願いしますね♪♪


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スーパーヒーロー作戦 NEW MISSION 短編SS-5 中野優VS浅野美佐

スーパーヒーロー作戦 NEW MISSION 短編SS-5 中野優VS浅野美佐

2ヶ月前に里子として引き取った洋子は優に自身の格闘技を教えていた。

「洋子ママ! できたよ!!」
「頑張ったね、優」

優が『できた』というのは、サンドバック打ち2分3ラウンド、つまり、6分間サンドバックを打ち続けることである。
本来、幼い少女にさせるようなトレーニングではないが洋子はあえてそのトレーニングをさせている。
これは、優に格闘技を遊びではないことを教えるという目的がある。
しかし、優は厳しいトレーニングをこなしながらも決して泣いたり弱音を吐いたりせず楽しそうに取り組んでいる。

「なぁ、優?」
「なぁに、洋子ママ?」

洋子が自分を呼んだのでサンドバックを叩くのをやめて、優は洋子の下へ駆け寄っていく。

「あんなぁ・・・ 優はそろそろ試合したない?」
「試合? うん、してみたい!!」

洋子の問いかけに優が元気に答えると洋子は自身の鞄から書類を取り出した。

「洋子ママ、この子の名前、何て言うの?」
「あさのみさって言うんや。 そんでな、この子のおるジムから話があったんやけど同年代でヘッドギアなしの試合を承諾してくれる子を探しとるらしいんよ」
「それで、わたしに教えてくれたんだ・・・ ママ、わたし、やりたい!!」
「まっ、優ならそう言うやろなって思とったよ。 じゃあ、加奈に頼んどくで」

洋子はそう言うと、トレーニングルームから出ていった。
優は洋子がトレーニングルームを後にした後もサンドバック打ちを続けた。

美佐の所属する浅野ジムでは優が試合を了承したことを会長の浅野美春から伝えられていた。

「じゃあ、母さん、その子があたしの出した条件を承知したの?」
「うん、そうだよ。 っていうか、その子のお母さんはお母さんの知り合いなの」

美春会長は美佐の母親で若い頃は洋子がいた地下闘技場で闘っていたが自分のジムを開けるだけの資金が集まったため、地下の世界から足を洗ったのである。

「ねぇ、母さん? その人と母さん、どっちが強かったの??」
「そりゃあ、洋子さんの方が強かったよ。 あの人は別格だったから・・・」
「ふーん・・・」

美佐はそれだけ聞くと興味なさげにまたシャドーボクシングを繰り返した。
しかし、自分の出した条件をすんなり受け入れた優にはかなり興味を示しているのだった。

そして、試合当日になり、ガイアセイバーズ隊員が二人の試合の準備を進めていた。

「けど、何で俺達が優ちゃん達の試合の準備してんだ?」
「仕方ないよ。 天道さんが言うには『噂を聞きつけた隊員が黙っているわけがないからな』だもん」
「まっ、確かにな。 最近、ダーククライムもこれといった動きを見せないから隊員の人達も緊張の糸が少し緩んでるしな」

零次の言う通りで、ダーククライムの幹部である、マスタークラウンが次々に撃破されたことでダーククライムの動きが鈍っているのだ。
だからこそ、隊員達の暇を持て余させないために今回の試合を企画したのだ。

「まぁ、隊員の人も楽しそうに準備してるし、まっ、いっか」
「そうだよ、零くん」

梨杏と零次は話しながら会場の準備を進めていく。

優の控え室では瑞枝達が試合の準備を進めていた。

「それにしても、小さいのにヘッドギアや防具なしでの試合がしたいって言えるあたり、さすが洋子さんの娘だよね」
「えへへ・・・ でも、瑞枝お姉ちゃん達もいろいろ教えてくれたから、優負けないよ」

優の言葉に目頭が熱くなったのか、部屋の隅で瑞枝はこっそりと涙を拭いていた。
他のスタッフや女性隊員達は優を撫でたりしながらも試合の準備に専念していた。

一方、美佐の控え室では美春と中村ジムの選手の一人、近藤さきが試合の準備をしつつ、美佐の緊張をほぐしていた。

「ありがとうございます、近藤さん」
「何言ってるのよ、初めてじゃあるまいし」
「あははは・・・」

さきに指摘された美佐は笑いながら頬を掻いた。
それから、自分の両手につけられたオープンフィンガーグローブを打ち鳴らしていった。

「さて、美佐。 相手はまだ格闘技を始めて2ヶ月とはいえ、洋子さんや彩坂梨杏ちゃんを始めとした優秀なコーチに鍛え上げられてる子よ。 油断は・・・」
「油断はしないで、でしょ、母さん。 大丈夫、油断なんかしない。 最初から本気の全力で行くから・・・」

美佐はそう言うと、表情を引き締めた。

いよいよ、二人がガールズインパクト専用リングに上がり、レフェリーである早苗の注意を聞いていた。

「いい、二人とも? 今日の試合はまだ二人が身体もできあがってないだろうから1ラウンド3分の3ラウンドで試合を終わらせてもらうわよ」
「はい!」
「構いません。 それまでにはケリがつきますから」

美佐はそう言うと、黙り込んだ。
優は頬をわずかに膨らませながら美佐を睨みつけた。

「ほら、二人とも自分のコーナーに戻って」
「はい」

美佐は早苗の指示に返事をするとすぐに自分のコーナーへ戻っていった。

頬を膨らませたまま自分のコーナーに戻った優の頭を洋子は撫で回した。

「落ち着きな、優。 美佐ちゃんが何であんな態度を取ったと思う?」
「あの子がわたしのこと馬鹿にしてるからでしょ?」

優の言葉に洋子は笑いながら優の頭をさらに撫でた。

「うちの若い頃にそっくりやわ・・・ そんなら、優はこの試合でそのことも考えてみよか?」
「うん・・・ 分かった・・・」

優はまだ納得はできていないが洋子の意味ありげな笑顔に文句も言えず、試合が開始された。

試合が始まると美佐は優のグローブタッチを無視すると前蹴りで距離を測っていく。

「くうっ・・・ むーっ!! 挨拶はちゃんとしないと駄目なんだよ!!」
「挨拶なんてする意味ないわよ!」

美佐はそう言うと距離を取り、構えていく。
そして、優の実力を測るために左ジャブを数発放っていく。
優は美佐のジャブをガードしながらある言葉を思い出していた。

「(『優ちゃん、戦うことにおいて大事なのは強さじゃないわ。 もちろん、強さも大事だけどそれだけじゃダメ。 分かる?』 ギンガさんの言ってたこと、最初は分からなかった)」

優が思い出していたのはギンガの言葉だった。
優はギンガから教わったことを悩みに悩んで答えを出したのだ。

「(ギンガさんはわたしに自分の打撃をより的確に当てることが大事だって教えてくれたんだ・・・ だから、わたしは美佐ちゃんが怖くない!!)」

優が覚悟を決めて、美佐の左右のパンチをもらっても構わず突き進んでいく。
美佐は自分の打撃に怖じ気づかず突き進んでくる優に苛立ちを感じ、さらに大振りのパンチを放っていく。
「(何で当たらないのよ! この子は格闘技始めて2ヶ月なんでしょ!?)」

美佐は優が自分のパンチをガードしたりかわしたりしていくと焦り出していく。
そして、さらに大振りになっていく。

「(今だ!!)」

優は美佐の大振りになってしまっている右ストレートを身体を左に動かすことでかわし、カウンターの右のショートパンチを美佐の顔に叩き込んでいく。

「ぶはぁ・・・」

美佐は強烈なカウンターの一撃に口から唾液とマウスピースを吐き出し、吹き飛ばされてしまった。

「優ちゃん、ニュートラルコーナーに行って」

優は早苗の指示に従い、息を整えつつニュートラルコーナーへ向かった。
優がニュートラルコーナーへ向かったのを確認した早苗は美佐に対してカウントを取り始めた。

「1・・・ 2・・・ 3・・・」
「(立たなきゃ・・・ でも、足が動いてくれない・・・ あんな子のパンチで終われるわけない!!)」

美佐は挫けそうになる自分の心に叱咤して必死に立ち上がろうとしていく。
美佐のその姿にガイアセイバーズ隊員も思わず大きな声で応援していく。

「(そっか・・・ 母さんが前に言ってたことってこれなんだ・・・)」

美佐は立ち上がりつつも昔格闘技を始めた頃に言われた言葉を思い出していた。

「美佐、格闘技をするのは別に止めないけどこれだけは覚えておいてね」
「何母さん?」

幼い日の美佐は自分に母親が言おうとしていることを聞こうとする。

「格闘技は自分のためだけにするんじゃない・・・ 自分を支えてくれる人、応援してくれる人、そして、自分に立ち向かってくれている相手のためにするってことを忘れないでね・・・」
「うん! 美佐、絶対に忘れない!!」

幼い日の美佐は母親である美春に答えていく。

立ち上がり、早苗に試合続行の意思を示しつつ、美佐は気持ちを切り替えていた。

「(あの日の気持ち、忘れてた・・・ でも、もう忘れない・・・ そして、勝つ!) 優、あたしは負けない! 優ももっと来ていいから!!」
「? うん、もっと行くよ!!」

優は美佐の言った『もっと来ていい』の意味が一瞬分からなかったがすぐに表情を変えると美佐に近づいていく。
しかし、美佐の構えが変わったことや仕切り直しをしたことから優はいまいち踏み込めないでいる。
美佐はそんな優に近づくと上下に打ち分ける左右のパンチから右ハイキックのコンビネーションを叩き込んでいく。

「くぅっ・・・」

優はなんとか美佐の右ハイキックを左腕でガードしたものの力までは殺せず姿勢を崩してしまった。

「(今だ! 決める!!) はぁぁぁっ!!」

姿勢が崩れた優に美佐は右ストレートを叩きつけようとするがそこで1ラウンド終了のゴングが鳴り響いた。
美佐はそのゴングの音を聞き、右ストレートを優の顔の前で止めていた。

「次のラウンドで倒すわ。 覚悟しておいて」
「負けないよ! 優が美佐をKOするんだから!!」

二人は自分のコーナーに戻りながらそんなことを言っていく。

優がコーナーに戻ると洋子達が優の身体について汗を拭ったりマウスピースを洗ったりしていく。

「はぁ・・・ はぁ・・・」
「優。 試合が始まる前にうちが言うたこと、分かった?」
「ううん、分かんない。 けど、今はそれよりも美佐に勝ちたい!」

洋子は優の言葉を聞くと笑いながら優の頭を撫でていく。
優は洋子に撫でられると疲れが吹き飛ぶように感じた。

「さて、優。 美佐ちゃんは次のラウンドで優をKOしにくるはずや。 どうする?」
「わたしはまだ格闘技のことを理解してないから美佐から教わってくるよ」

優の言葉に洋子は心配する必要はないと分かったのか、優の身体をマッサージしていく。

一方、美佐のコーナーでは次のラウンドの展開の組み立てが行われている。

「美佐、次のラウンドはとにかく前に出て。 優ちゃんにプレッシャーをかけていくの」
「分かったわ、母さん。 やってみる」

美佐はそう言うとインターバルが終わるまで回復をしつつイメージを固めていく。

そして、2ラウンド開始のゴングが鳴ると美佐は勢いよく優との距離を縮めていく。
美佐は優が行動に移る前に攻めきるつもりなのか、左右のフックやストレートを優のガード越しに叩きつけていく。

「くぅっ・・・ んあっ・・・ (これが美佐の実力なんだ・・・ でも、楽しい・・・ 強い人と闘うのって凄く楽しい!!)」

優は苦戦しているにもかかわらず、嬉しそうな顔をしている。
美佐は優が不利な状況にもかかわらず笑っている理由がなんとなくだが理解できた。
だからこそ、美佐はさらに左右のパンチのスピードを上げていく。

「(そうやってガードしてくれればくれるほどあたしの作戦は成功率を上げられる・・・ でも、そろそろ行くわよ・・・)」

美佐はタイミングを見計らってわざと大振りの右ストレートを放っていく。
優はその右ストレートにカウンターのショートパンチを叩き込もうとするが自分の思い描いていた衝撃が伝わってこなかった。
そして、そのことに気づいた瞬間、美佐にタックルを仕掛けられてしまいテイクダウンを取られてしまった。

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スーパーヒーロー作戦 NEW MISSION Episode-20 デュラハン死す! そして、新たな戦いへ

スーパーヒーロー作戦 NEW MISSION Episode-20 デュラハン死す! そして、新たな戦いへ

デュラハンの身体をライダースピンキックで貫いたイヴはその場に着地した。
そして、コアを貫かれたデュラハンの身体は徐々にひび割れ始めた。

「チキショー・・・ だが、忘れるなよ・・・ 俺を倒したくらいじゃ終わらないぜ・・・ いずれ・・・」

そう言うと、デュラハンは粉々に砕けた。
イヴ達はデュラハンが砕けたのを見ると静かに変身を解除した。
そして、零次は砕け散ったデュラハンの欠片のある場所に近づいた。

ダーククライムの本拠地、ダークホライズンではデュラハンの死を受けて、他のマスタークラウンが今後のことを話し合っていた。

「デュラハンは力はあったが知恵がなかっただけの話だ」
「そうね、夜叉の言う通りだわ。 そんなことよりも次は誰がガイアセイバーズに仕掛けるの?」
「なら、次は私が出向こう・・・」

マスタークラウンの一同は口々に話をしている。
そんな会話を聞き、ダーククラウン大首領が言葉を発した。

『静まれ・・・ 次は白澤、お前が仕掛けよ・・・』
「分かったぜ、ダーククライム大首領・・・ 俺のとっておきの奴らを使って奴を始末してやるぜ」

ダーククライムに白澤と呼ばれたマスタークラウンはそう言うと姿を消した。
それと同時に他のマスタークラウンも姿を消した。

ガイアセイバーズの面々は引き上げの準備と念のためにデュラハンの動向を探り終え、帰還することになった。

「左、お前達は後からセイバーズベースに来い」
「あぁ・・・ 分かった・・・」

翔太郎は背中の痛みを堪えながら返事をしていく。
そんな翔太郎の様子に天道も頷く。

「引き上げるぞ」
「あぁ」 「はい」

天道の言葉にガイアセイバーズメンバーは隊員専用の装甲車数台に次々乗り込んでいく。
零次が車内に乗り込もうとすると翔太郎が呼び止めた。

「零次・・・」
「何ですか、翔太郎さん?」

歯切れの悪い翔太郎の様子に零次は疑問を投げかけた。

「いやな・・・ お前はお前だ・・・ お前が戦うことを決断したならそれがお前の仕事だ・・・」
「えっ?」
「男の仕事の8割は決断だ・・・ あとはおまけみたいなもんだ・・・」

零次は翔太郎の言葉に頷き、右手を差し出した。

「翔太郎さんの言いたいこと、なんとなくですけど分かりますよ。 大丈夫、俺は自分の仕事を投げ出したりしませんから」
「あぁ、頼むぜ」

翔太郎はそう言うと零次が差し出した右手を握り締めた。
そして、その後、タンクに乗り込み、風都を後にした。

セイバーズベースに戻ってから零次はより一層訓練に励んでいた。
零次は自身の暴走で誰かを傷つけてしまうのではないかという想いを抱いてしまっていた。

「(今回はどうにかなったけど・・・ たぶん、次はこうはいかねぇ・・・ 今度、暴走したら仲間を傷つけちまう・・・ だから・・・)」

零次は思考をまとめるとさらに左右のパンチやキックを空に放っていく。
そして、さらに激しく動いていく。

「零くん。 少し休憩しない?」

零次がトレーニングをしていると梨杏が水筒を持ってきた。
しかし、零次は梨杏を一瞥するとすぐにトレーニングを再開した。

「零くん、少し休もうよ」
「悪い、梨杏・・・ 今はそんな気分じゃないんだ・・・」

梨杏は零次の言葉を聞き、左手を強く握り締めた。
もちろん、零次に怒っているのではなく、何もできないのが悔しいのだ。

「そっか・・・ じゃあ、頑張ってね・・・」

梨杏はそう言うと、水筒をその場に置き、立ち去った。

イヴとの戦闘の後もアダムはダークホライズンには戻らず宛もなくさ迷っていた。

「(私の中でバグが発生している・・・ いったい、あの映像は何だ・・・)」

アダムは自身の理解できない映像に困惑していた。
自身の知らない情報が自身を支配しようとしている状況が許せないのだ。

「お前は誰だ? 私に語りかけてくるな・・・」
(私は・・・かぐ・・・ゆき・・・)
「かぐ・・・ゆき・・・だと・・・ 私はそんな奴は知らん・・・ お前は何者だ!?」
(あなたの素体・・・ でも、そろそろ私に身体を返してもらうわ!!)

そう言うと、意識の中でアダムに語りかけていた女性の記憶がアダムの中を駆け巡り、アダムは完全に身体を支配されてしまった。

「零次・・・」

アダムの姿がいつもの女性の姿に戻るとそのまままた歩いていった。

零次はセイバーズベースに戻ってきてから数日、学校では普段通りにしているがトレーニングはいつもより激しく行っていた。
そして、以前は変身した状態でトレーニングをしていたが今は一向に変身しようとはしていなかった。

「ねっ、零次。 どうして、変身しようとしないの?」
「スバル・・・ 分かってたのか・・・」
「みんな、疑問に思ってるよ・・・」

スバルの言葉に零次は自分の手を見つめながら話し始めた。

「この前、暴走した時、俺は明らかにあの力に酔っていた・・・」
「でも、それは・・・」

スバルは零次の言葉に反論しようとしたがいい言葉が浮かばなかったのか、途中で止めてしまった。

「だから、使いこなせるようになるまで変身したくない・・・ 次に変身したら暴走しちまう・・・」
「零次・・・」

スバルは少し考えた後、自分の想いを話し始めた。

「あたしね・・・ 前に話した通り、普通の人間とは違う・・・ あたしも子供の頃からずっと自分の力が怖かった・・・」
「スバル、もう・・・」

零次がスバルを止めようとするとスバルは構わず話し続けた。

「だから、あたし、子供の頃はシューティングアーツの練習もしなかったしね・・・ 自分が痛いのも嫌だけど人を痛くするのも嫌だったから・・・」
「スバル・・・」
「えっと・・・ だからね・・・ 零次が戦いたくないなら無理して戦う必要ないよって言いたかったんだよ!!」

スバルの言葉に零次はつい大きな声で笑ってしまった。
それは、スバルを笑ったのではなく、自分自身を笑ったのだ。
自分らしくもなく、ウジウジ悩んでしまったのが恥ずかしいからである。
しかし、まだ心の奥では変身することへの怖れがあることを零次は悟っていた。

「(けど、なんとかしてみせる・・・ スバルにこんな辛い思いをさせたんだ・・・ これで何もできなきゃ男が廃るぜ・・・) ありがとな、スバル・・・」
「ううん、気にしないで。 頑張ってね、零次」

スバルはそう言うと零次に右手を突き出した。
零次は右手をスバルの右手に打ち合わせた。

「(零くん・・・ よかった・・・ でも、わたしにはできないことをあっさりやっちゃうなんてスバルは凄いや・・・ でも・・・)」
「悔しい?」

陰からスバルと零次の様子を伺っていた梨杏の背後からティアナが声をかけた。
梨杏はティアナに声をかけられたことに驚き、大きな声を出してしまった。

「どうしたの?」
「何だよ、梨杏?」

梨杏の声を聞いたスバルと零次が二人の下へ行くと梨杏はあたふたしだした。

「落ち着きなさいよ、梨杏。 そうだ、梨杏、スバル、あたしの格闘訓練に付き合ってよ」
「うん。 いいよ、ティア」
「わたしも付き合うよ」

ティアナは二人の返事を聞くと二人を連れてトレーニングルームへ向かった。
零次も仕方なく付いていくことにした。

ダーククライム大首領からイヴ抹殺を命じられた白澤はあるサイクロプスを呼び出していた。

「キャットサイクロプス・マウラ、ラウラ、出てこい」
「お呼びですか、白澤様?」
「俺達を呼ぶなんて珍しいな、白澤様?」

キャットサイクロプスは白いマウラ、黒いラウラの2体のサイクロプスなのである。

「お前らに頼みたい仕事がある」
「何でしょうか、白澤様?」
「マウラ、ラウラ。 お前らの毒でイヴを抹殺してもらいたい」

白澤の言葉にマウラは意味ありげに頷いた。

「我らが同胞をことごとく蹴散らしている仮面ライダーイヴ・・・ いずれは我らの手で始末しようと考えていましたので問題ありませんよ・・・」
「そうだぜ。 イヴなんざ俺らの毒で始末してやるよ」

そう言うと、マウラとラウラは早速行動を始めた。

梨杏とスバルに格闘技の訓練を手伝ってもらいながら、ティアナは二人に話しかけていた。

「ねぇ、梨杏? 零次ってあんな深く悩む奴なの??」
「あそこまで悩んでるところは見たことないよ・・・ 自分の力に怯えてるみたい・・・」
「まるでじゃないよ・・・ 零次は自分の力に怯えてるんだと思う・・・ あたしもそうだからよく分かるよ・・・」

スバルの言葉に梨杏とティアナは手を止めた。
スバルは二人の反応にオーバーな動作で誤魔化そうとしていく。

「あぁっ! ごめんっ! 気にしないでっ!!」
「ちょっと落ち着きなさい。 別にあたしも梨杏もあんたの気持ちのことまでどうこう言うつもりはないわよ。 けど、自分を卑下したような物言いは止めなさいよ」
「そうだよ! スバルは凄く強くて優しい子なんだから! それに、零くんはきっと大丈夫だよ!!」

梨杏の力強い言葉にスバルとティアナは頷いた。
そして、話はティアナの格闘技術についてにシフトしていった。

零次は学校で授業を受けている間も自分の力をどう使えばいいのか考え続けていて、まったく授業に身が入っていない。

「(どうすれば俺の力を使いこなせるようになるんだ・・・)」
「さ・・・ さわ・・・沢井!!」

零次はクラスメートが自分を呼んでいることに気づくと慌てて応対していく。

「あっ? えっと・・・ 何だっけ??」
「おいおい・・・ 大丈夫か、沢井? 次、体育だぜ・・・ 女子の着替え、覗くつもりかよ??」

クラスメートの一人、中村の言葉に零次は今の状況を理解した。
自分がぼーっとしていたため、女子が着替えられなかったのである。

「わりぃ・・・ すぐ出てくから・・・」

零次はいそいそと準備を済ませ、教室を飛び出した。

零次は別のクラスの教室に向かいながらまた考えに耽っていた。
しかし、中村とクラスメートの佐藤、石田が零次の腕を抱えて運ぼうとしているのに気づくと三人を振り払った。

「何してんだよ!?」
「それはこっちのセリフだっての・・・ なんか、今日のお前、変だぜ・・・」
「うん、そうだね。 いつもはもっとお気楽なキャラなのに」

佐藤と石田の言葉に零次はハッと気づかされた。
自分が自分らしくできていないということに・・・

「悪い・・・ ちょっと考え事しててな・・・」
「なぁ、沢井。 悩みがあるなら俺らに話せよ」
「そうだな。 また話すよ」

中村と零次がそんな話をしていると石田がとある話を切り出した。

「ねぇねぇ、零次、知ってる? 新しい転校生の話」
「転校生? こんな時期に珍しいな。 どんな奴なんだよ??」

零次の問いかけに石田は自身のメモ帳(東山学園美少女列伝)を取りだしてから答えていく。

「名前はスバル・ナカジマちゃんとティアナ・ランスターさん、二人ともおっぱいが大きくてとってもかわいいんだ。 スバルちゃんはボーイッシュな女の子でティアナさんは凄く大人っぽい人だったよ!!」
「あははは・・・ (スバルに関しては石田の調査通りだけどティアナに関しては調査が甘いぜ・・・ あいつはいわゆるツンデレって奴だからな・・・)」

零次は石田の論説を聞きながらそんなことを考えていた。

「くしゅん!」
「ティア、どうしたの? 風邪??」
「んなわけないでしょ! 誰かが悪口でも言ってるんでしょ」

東山学園に転校(ということにした)の挨拶に来ていたティアナは零次の考えが伝わったのか、くしゃみをしていた。
そして、スバルと話しながらティアナは零次を真っ先に疑っていた。

アイキャッチA(悩める零次)
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同人誌発行について パート4

皆さん、どうもですよ♪♪
ひらひらですよ♪♪

今回はタイプR555さんがわたしの同人誌のために20ページ近くのマンガを書いてくださることが決定しましたよ♪♪
当初はイラストやマンガの掲載はあり得ないだろうなと考えていたわたしにとってこれは天の恵みです♪♪
そういうわけで、小説だけではなく、マンガやイラストの掲載も可能になりましたので描きたいという方は連絡くださいね♪♪

ひらひらでした♪♪

次回は同人誌掲載用の小説のちょっとしたネタバレを書くかもですよ♪♪
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Love U.G Boxing Episode-3

Love U.G Boxing Episode-3

beauty fighterとLove UnderGround Boxingとの団体戦も2試合目が開始されようとしている。
赤コーナーでは晴菜さん、青コーナでーは岩井加奈子さんが待機している。
晴菜さんは黒のトランクスにシューズ、グローブとコスチュームを黒で統一している。
対する加奈子さんはパールホワイトのトランクス、シューズ、グローブと白系のコスチュームで統一している。

二人はレフェリーに呼ばれて、リング中央で対峙していく。
しかも、お互いの胸と胸が触れあうくらいの至近距離にである。

「おいおい、もう胸が汗びっしょりじゃねぇか? 感じてんのかよ??」
「そう言う君のおっぱいもずいぶん汗だくだね。 君の方が感じてるんじゃないのかな?」

晴菜さんも加奈子さんもお互いの闘志をすでにぶつけあってるみたいだ・・・
どこか、エッチくて激しい視線の応酬はレフェリーの注意が終わるまで続いていた。

「晴菜さん、頑張ってくださいね!」
「晴菜がもし逝っても陽菜がいるから安心しなさいよ」

美里とわたしの言葉に晴菜さんは静かに頷いていく。
たとえ、逝かせあいであるレズボクシングだとしても全力を尽くすのが晴菜さんなんだ。

1ラウンド開始のゴングが鳴り、晴菜さんも加奈子さんも相手との距離を詰めていく。
そして、お互いに相手の胸や顔に左右のフックやストレートを叩き込んでいく。
二人は痛みと快感に耐えながらも相手に自分のパンチを叩き込もうとしていく。
しかし、お互いに相手のパンチをもらう度に媚薬を染み込ませたマウスピースを噛みしめる結果になり、媚薬の効果が現れていく。

「んふぅ・・・ ふはぁ・・・」
「あふぅ・・・ んあっ・・・」

二人の口から喘ぎ声と唾液が漏れていく。
しかし、二人は相手の胸や顔、ボディに左右のフックやアッパーを叩き込むことを止めない。

「はぁ・・・ はぁ・・・ 君も感じてるみたいだね・・・」
「はぁ・・・ はぁ・・・ 君もってことはてめえも感じてるんだよな・・・」

晴菜さんと加奈子さんはお互いに相手が感じていることを理解したのか、耳元で息を吐きながら喋っていく。
しかし、ここで1ラウンド終了のゴングが鳴り響いた。
二人はおもむろに抱き合うと唇を重ね、舌を絡ませていく。
レズボクシングにおいてコーナーに戻るまではそのラウンドの攻防は続いていると考えなければならないのである。

「んむっ・・・ くちゅ・・・ むふぅ・・・」
「んんっ・・・ ぴちゅ・・・ うはぁ・・・」

二人が唇を重ねていくとレフェリーが二人を離していく。
そして、二人はゆっくりと自分のコーナーに戻っていく。

「晴菜さん! 大丈夫ですか!?」
「はぁ・・・ はぁ・・・ 大丈夫だよ、陽菜・・・ そんなに心配そうな顔しないで・・・」

晴菜さんがそう言うとわたしも頷いていく。
美里は晴菜さんの胸や身体の汗を拭いたりマウスピースを洗っていく。

「晴菜さん、次のラウンドはもっと密着して闘ってください」
「はぁ・・・ はぁ・・・ 僕もそう考えてたから陽菜の作戦に乗るよ・・・」

晴菜さんは辛そうに息をしながらわたしの言葉に返事をしていく。

2ラウンドが開始されると晴菜さんと加奈子さんはすぐに密着するように距離を詰めていく。
二人ともこのラウンドで相手より優位な立場、つまり、相手を自分より逝かせようとしている。
だから、加奈子さんも晴菜さんも相手から離れることがない。
胸を押しつけあった状態での殴りあいは相手にダメージを与えることよりも相手に性的刺激、平たく言えば相手に自分よりも早く感じさせようとしているためでもある。

「んんっ・・・ くはぁ・・・ なかなかやるなぁ、てめえ・・・」
「んあっ・・・ ふぁっ・・・ そういう君もなかなかやるね・・・ でも、先に逝ってもらうよ・・・」
「それはこっちのセリフだ、晴菜・・・」

加奈子さんが晴菜さんの名前を呼んだように聞こえた。
晴菜さんもなんだか嬉しそう。
けど、一瞬で表情を引き締めると加奈子さんと晴菜さんはさらに左右のフックやアッパーを相手の顔や胸、ボディへ叩き込んでいく。
密着状態でさほどダメージは与えられないはずなのに二人の顔やボディにお互いのパンチがめり込み、徐々に痣ができていく。
しかし、二人の口からは唾液と喘ぎが漏れていくばかりです。

「なかなかケリがつかないねぇ・・・ どうだい、晴菜・・・ 今度は逝かせ合いで勝負ってのは・・・」
「いいねぇ・・・ 僕もその方がより速く決着がつくと思うしね・・・」

晴菜さんと加奈子さんはそう言うとお互い相手を殴るのを止めて、胸と股間にグローブと膝を宛がっていく。
そして、激しく振動させていく。

「んんっ・・・ あふぅ・・・」
「んはぁ・・・ ふぁっ・・・」

加奈子さんも晴菜さんも相手の膝とグローブから発せられる振動によって気持ちよくなり、喘いでしまっている。
しかし、それでも相手により振動を与えようと膝とグローブを必死に動かしていく。

「あはぁ・・・ んはぁ・・・」
「くはぁ・・・ んんっ・・・」

晴菜さんと加奈子さんの胸からは母乳が溢れ、股間からは愛液が流れていて、わたしが見ても二人が感じてるのは明らかだ。
なのに、二人とも笑ってる・・・
これがわたしが経験してない二人の強さなんだ。
なんだか、悔しい・・・

「ほら、逝っちゃえよ・・・」
「んんっ・・・ んああああん・・・」

わたしが一瞬考え事してる間に晴菜さんが加奈子さんに逝かされてしまっていた。
そして、リングの上に崩れ落ちてしまった。

「ダウン! 岩井、ニュートラルへ!!」

レフェリーが加奈子さんにニュートラルコーナーに向かうように指示していく。
でも、加奈子さんも辛そうにニュートラルコーナーへ戻っていく。
そっか! 晴菜さんの責めは加奈子さんにちゃんと効いてたんだ!!

「晴菜さん、立って! 加奈子さんにも効いてますよ!!」
「そうよ! さっさと立ちなさいよ!!」

美里ってば素直じゃないんだから・・・

わたし達の声を聞いて晴菜さんがゆっくり立ち上がってくる。
けど、内股になってしまっていて、とてもじゃないけど試合を続けられるとは思えない。

「ファイト!!」

晴菜さんに試合が続行できるか確認したレフェリーが試合を再開させる。
試合が再開されると内股になってしまっている晴菜さんにとどめを刺すべく距離を詰めていく。

しかし、2ラウンド終了のゴングが鳴り、加奈子さんは自分のコーナーへ戻っていった。
わたしと美里に支えられてコーナーに戻った晴菜さんはスツールに座ると荒い息をした。

「晴菜、あんたがこの試合で勝てる可能性はまずないと思うわ・・・」
「だろうね・・・ 僕もそう思ってるよ・・・ あと三発殴られたら完全に逝ってしまうだろう・・・」
「だったら、もう棄権しましょう・・・」

わたしのその言葉に晴菜さんは小さく首を横に振った。

「陽菜、僕に最後まで加奈子とやらせてくれ・・・ 僕は負けるにしても加奈子を感じて負けたい・・・ 棄権なんて嫌だ・・・」

晴菜さんの言葉にわたしも美里も反対することはできなかった。
ふと見ると、加奈子さんも自分のコーナーで辛そうに息をしながらセコンドの人と話していた。

「加奈子、あんたにしてはなかなか時間かかってるじゃない?」
「仕方ないだろ、雅・・・ あいつ、晴菜はオレが闘ってきた奴の中でもダントツで強くてエロい奴なんだ・・・ ダウンさせられたのが奇跡なんだからよ・・・」
「まっ、いいけどね。 次のラウンドで決まるだろうからあたしもアップしておくわ」

加奈子さんのセコンドの人がリングから降りたと同時にセコンドアウトのコールがかかった。

3ラウンド目が始まっても晴菜さんはリング中央には出られず、コーナー付近でなんとかガードの体勢を取っていく。

「そろそろ決めさせてもらうぜ、晴菜!!」

加奈子さんはそう叫ぶと晴菜さんとの距離を縮め、晴菜さんの胸やボディに左右のフックやアッパーを叩き込んでいく。

「んんっ・・・ ふぁっ・・・ くはぁ・・・」
「これで終わりだ、晴菜!!」

ガードが下がってしまった晴菜さんの顎に加奈子さんの右アッパーが叩き込まれてしまった。
晴菜さんは唾液とマウスピースを吐き出し、母乳と愛液を撒き散らしながら仰向けにダウンしてしまった。
レフェリーはそんな晴菜さんに近づいていくが試合を終了させた。
晴菜さんは加奈子さんのアッパーで失神してしまったのだ。

晴菜さんが担架で運ばれていく中、わたしは試合にむけてLove UnderGround Boxingのスタッフに手伝ってもらいながら試合の準備をしていく。

この試合に勝たなきゃLove UnderGround Boxingが弱いって言われちゃう・・・
それだけは絶対に嫌!
だから、勝つ!!


to be continued
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第1回 月娘トーナメント 第1回戦 第4試合 添上まどかVS磯崎彩夏

第1回 月娘トーナメント 第1回戦 第4試合 添上まどかVS磯崎彩夏

第1回 月娘トーナメント 第1回戦 第4試合は元空手チャンピオンであり強烈なパンチで相手をKOしている磯崎彩夏と計算されたボクシングで相手に勝つ添上まどかの試合である。

「(山ちゃんと闘うためにもこの試合に勝たなきゃ・・・) ふぅっ・・・」

彩夏は自分の親友でありライバルの山神裕子と闘うことを目標としているため、まどかに必ず勝たなければならないと考えている。

一方、まどかは自身が調べた彩夏のデータを脳内で復唱していた。

「(磯崎彩夏、中学時代に全日本女子空手大会で優勝している・・・ その後、デビュー戦で山神裕子を右アッパーでKOしてからKO勝利を重ねている・・・ 空手仕込みの強烈なパンチで相手を攻め立てるインファイター・・・ カウンターを中心にあいつの土俵で勝負をつける・・・) 負けるわけないわ・・・」

まどかは自身が立てた試合のプランでなら自身の敗北はあり得ないと考えているようだ。

二人はレフェリーに呼ばれ、リング中央で対峙していく。
彩夏は気合いの入った目でまどかを見つめていくがまどかはそんな彩夏の視線を意に介さず自然体でいる。
レフェリーの注意が終わると二人は自分のコーナーに戻っていく。

「彩夏、相手はデータボクシングで有名な添上まどかよ。 あの伊集院さつきも彼女にKOされてるわ。 だから、彩夏も注意していきなさいよ」
「分かってますよ、明日香さん。 私も彼女の試合を見て勉強しましたから・・・」

この試合の前にまどかの試合を何試合分か見た彩夏にとって、まどかのデータボクシングは大きな脅威になると考えていた。

「分かってるならいいわ。 とにかく、彩夏にはハードパンチがあるんだから焦らずいきなさい」
「はい!!」

彩夏がそう返事をした時にセコンドアウトの指示がかかった。
そして、1ラウンド開始のゴングが鳴り響いた。

試合が始まるとまどかは彩夏との距離を一定に保ちつつ、彩夏の顔を狙って左ジャブを放っていく。
しかし、ダメージを与えるためのものではなく、彩夏のデータを採るためのものである。
彩夏も薄々ではあるがそのことを理解しているため、むやみにパンチを出すようなことはしていないがこのままではまどかにいいようにされたままになってしまうと考えている。

「(なかなか、攻めてこないわね・・・ なら、アプローチを変えてみようかしら・・・)」

まどかは彩夏が自身のボクシングを警戒し、攻めてこないので少しやり方を変えることにした。
まどかは彩夏の得意なフィールド、インファイトへ持っていったのだ。
彩夏もまどかが自らインファイトを仕掛けてくれたおかげで少しやりやすく感じたのか、左右のフックやショートパンチを次々に放っていった。
しかし、まどかは彩夏のパンチをブロッキングやダッキング、スウェーバックと技術を駆使して防いでしまった。
そして、ある程度データが取れたため、彩夏の顔に右ストレートを叩き込んでからバックステップで後方へ退いた。

「(私のデータが採られた? だったら!!)」

彩夏はまどかとの距離を一気に詰めようと前進していくがまどかはそれに付き合うつもりがないのか、彩夏との距離を相変わらず一定に保っていく。
しかし、まどかはいつの間にかコーナーへと追いつめられていた。
まどかがデータでは分からない彩夏の闘気ともいえる威圧感に少しだけ圧倒されていたのである。

「(決める!!) はぁっ!!」

気合いの込もった声とともに右ストレートを繰り出そうとしたところで1ラウンド終了のゴングが鳴り、彩夏は自身の拳をまどかの顔の前で止めた。
そして、自分のコーナーへ戻っていった。

「(今の感覚は何? 私が分からないなんて・・・)」

まどかは自分が感じた威圧感の正体が分からず、考え込みながら自分のコーナーへ戻った。

「まどか、どうしたの?」
「分かりません・・・ 何故か、あいつに押されてしまいました・・・」

まどかのコーチはまどかの言葉を聞き、次のラウンドの指示を出していく。

「まどか、次のラウンドはアウトボクシングを徹底しなさい。 そうすれば、不調は治るはずよ」
「分かりました・・・ やってみます・・・」

まどかはそう言うと冷静さを取り戻すために呼吸を整えていく。

一方、彩夏のコーナーではまどかを追いつめたことで気が楽になったのか、会長の話を頷きながら聞いていた。

「いい、彩夏? 相手はあんたの気迫にビビってるわ。 次のラウンドもしつこいくらいに前に出なさい!」
「分かりました、会長! やってみます!!」

彩夏は力強く頷くとスツールから立ち上がり、突撃のために身体を温めていく。

そして、2ラウンド開始のゴングが鳴り、彩夏は一気にコーナーから飛び出した。
しかし、まどかはゆっくりとコーナーから出ると飛び出してきた彩夏に左右のストレートや左ジャブを放ち、牽制していく。

「くうっ・・・ 負けるかぁ!!」
「無駄よ・・・」

彩夏の叫びを聞いたまどかは静かに答えながら左右のストレートを放っていく。彩夏はまどかのストレートを喰らうも構わず突き進んでいき、左右のパンチを放っていく。

「(しつこい・・・ だったら、別の方法でこいつのペースを乱してやるわ・・・)」

まどかは考えをまとめると彩夏のパンチをかわしながら接近し、クリンチへ持っていく。
そして、彩夏のリズムを狂わせようとしていく。

「くうっ・・・ 離して!!」
「離すわけがないでしょ・・・ あんたのパンチなんかまともに相手してられないわ・・・」

そう言いながらまどかは自分の脇腹に小さくパンチを叩き込んでくる彩夏の体勢を崩そうとしていく。
膠着状態になった二人をレフェリーが分けていく。

「(これで、磯崎彩夏のリズムは崩したわ・・・ だから、今度は私のリズムで踊ってもらうわ)」

まどかは試合が再開されると勢いよく距離を詰めてくる彩夏の顔に左ジャブや左右のワンツーを叩き込み、出鼻を挫くと素早いステップを活かして彩夏の強打をいなしていく。
そうしている内に、2ラウンド終了を告げるゴングが鳴り響いた。

「はぁ・・・ はぁ・・・ (急に当たらなくなった・・・ 何で・・・?)」

彩夏は自分のパンチがまどかに当たらないことに焦りを感じているようだ。
彩夏は少しふらつきながら自分のコーナーへ戻っていった。

「はぁ・・・ はぁ・・・」
「彩夏、何も言わなくてもいいから聞きなさい。 添上まどかはもう彩夏のボクシングを解析してるはずよ」

彩夏は会長の言葉に荒い息を吐きながら俯く。
会長も具体的なアドバイスがしてやれないことに唇を噛み締めている。
彩夏はそんな会長の姿を見て、気持ちを切り替えた。

「会長、私、やれるだけやってきます!」
「分かったよ! やれるだけやってきな!!」

会長はそう言うと、背中に張り手を入れて、彩夏を送り出した。

3ラウンド目が始まると彩夏はまどかに接近しようと一気に距離を縮めようとするがまどかはフリッカージャブやジャブで彩夏を牽制していく。
しかし、まどかにはある狙いがある。

「(あんたが決めようとしたところできれいにカウンターを決めてあげるわ)」

まどかは自身のパンチ力だけでは彩夏をKOするのは無理だと考えたのか、彩夏のパンチ力も利用してやろうと考えた。
彩夏はまどかが攻めてこないので一気に攻めようと左右のパンチを繰り出していく。
しかし、まどかは彩夏のラッシュをブロッキングやパーリングなどで防いでいた。
そして、わざとコーナー際まで追い込まれると焦ったような表情をしていく。

「(添上さんが焦ってる・・・ だったら、今しかない!!) はぁぁぁっ!!」

彩夏は気迫とともに右ストレートを放っていく。
しかし、まどかは焦っていた表情から獲物を狙うハンターのような表情に変わると彩夏の右ストレートを左手で弾いた。
そして、隙だらけになった彩夏の顔にカウンターの右ストレートを叩き込んだ。

「ぶへぇ・・・」

彩夏の口からは血と唾液を纏ったマウスピースが勢いよく吐き出され、目が虚ろになったまま後ろに倒れた。

「ダウン! 添上、下がって!!」

彩夏のダウンを確認するとレフェリーはまどかをニュートラルコーナーへ向かわせ、彩夏へのカウントを始めた。

「1・・・ 2・・・ 3・・・」

レフェリーのカウントは進んでいくが彩夏は意識が飛んだのか、痙攣してしまっている。

「4・・・ 5・・・ 6・・・」
「(勝ったわね・・・ 磯崎彩夏は完全に失神してる・・・ あそこから立てるはずがないもの・・・)」

まどかは彩夏の表情や様子にKO勝利を確信していた。

「8・・・ ナ・・・」

まどかの思惑とは反して、彩夏が虚ろな表情のまま立ち上がってきたのだ。
まどかはその彩夏の表情と闘争心に少なからず恐怖を感じてしまった。

「イン・・・ 10・・・ 勝者、添上!」

カウント9で立ち上がったもののファイティングポーズを取ることなく、前のめりに倒れた。
そして、テンカウントが数えられた。
そうして、彩夏の敗北が、まどかの勝利が決まった。

まどかはレフェリーに勝ち名乗りを上げられ、リングから降りたがダメージはほとんどないにもかかわらず、少し身体が震えていた。

この恐怖が彼女の今後にどう影響してくるのかはまだ分からない。


第1回 月娘トーナメント 第1回戦 第4試合 添上まどかVS磯崎彩夏
勝者 添上まどか
3ラウンド 20秒
フィニッシュブロー 右ストレート(カウンター)


あとがき

少し短い気もしますが今回の試合はこんな感じで決着です。

余談ですが、同人誌掲載用のスーパーヒーロー作戦 NEW MISSIONは彩坂梨杏VS彩坂梨杏のボクシング対決がメインの一つになりますよ♪♪
それでは、また♪♪
ひらひらでした♪♪

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第5回アンケートファイト、アンケート開始

皆さん、どうもです♪♪
ひらひらですよ♪♪

今回は同人誌用とひらひらの仕掛け屋敷(当ブログ)用の二試合のアンケートをしますよ♪♪
アンケート期間は本日から2週間後の4/17ですよ♪♪

それでは、アンケート開始ですよ♪♪

1.高町ヴィヴィオ(魔法少女リリカルなのはVivid,スーパーヒーロー作戦 NEW MISSION etc)VS中野優(スーパーヒーロー作戦 NEW MISSION etc)
対戦形式:総合格闘技

2.氷室かえで(スーパーヒーロー作戦 NEW MISSION etc)VS瀬能 ナツル(けんぷファー)
対戦形式:魔法戦

3.中野洋子(スーパーヒーロー作戦 NEW MISSION etc)VS毒島リリカ(美女で野獣)
対戦形式:バーリトゥード

4.柊瑞枝(Blood Of Mouth piece etc)VS三井綾音(綾音ちゃんハイキック)
対戦形式:キックボクシング

5.スバル・ナカジマ(魔法少女リリカルなのはStrikerS,スーパーヒーロー作戦 NEW MISSION etc)VS孫策伯符(一騎当千)
対戦形式:何でもありの喧嘩

この5つから2つ選んでくださいね♪♪

よろしくお願いしますね♪♪

ひらひらでした♪♪
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