ひらひらの仕掛け屋敷

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第3回アンケートファイト 流浪の戦士 レイナVS雷雲の将 クローデット

第3回アンケートファイト 流浪の戦士 レイナVS雷雲の将 クローデット

クイーンズブレイドに参戦する闘士達が集まったのを王宮から見ていた女王アルドラはある考えを持っていた。

『愛しのアルドラ・・・ 闘士達が揃ったけどどうする?』
「まずは余に歯向かおうとしているヴァンス家の当主に釘を刺しておかねばならないだろうな」

アルドラは自身が契約している冥界の悪鬼・デルモアと話しているが彼女の中にはある考えがあった。

レイナは首都・ガイノスに着いてからガイノスの雰囲気を味わいながら市場を歩いていた。

「それにしても、首都はやっぱりにぎやかだなぁ・・・ これからクイーンズブレイドをやるなんて考えられないわ」

レイナはそう呟きながら自分の泊まる宿を探していた。

「さて、そろそろクイーンズブレイド前哨戦を始めようか」
『そうだね、愛しのアルドラ』

アルドラの言葉にデルモアが賛同するとアルドラは笑みを浮かべながらレイナと対戦相手に使いを送った。

「流浪の戦士 レイナ、クイーンズブレイド前哨戦に参加せよ」
「クイーンズブレイド前哨戦? 何で、クイーンズブレイドに前哨戦なんてあるの??」

レイナの疑問にアルドラの使いは静かに答えた。

「女王アルドラの意志だ・・・ 参加を拒否する場合はクイーンズブレイドに出ることを許さんとのことだ・・・」
「分かったわ・・・」

レイナはそう言うとゲートをくぐり、試合の場所へと向かった。

レイナは対戦相手であるクローデットと女王の間で対峙していた。

「まさか、レイナ、お主と戦うことになろうとはな」
「私もクローデットお姉さまと戦うことになるなんて思ってもなかったわ」

二人がそんなことを話していると二人の前に女王アルドラが出てきた。

「さて、流浪の戦士 レイナに雷雲の将 クローデットだな? お前達には純粋な殴りあいで勝負してもらおうと思っている」
「何を馬鹿なことを・・・ 私は拳闘家ではないのだぞ」

アルドラはクローデットの言葉に軽く笑うと指を鳴らした。
すると、クローデットとレイナの武器や鎧がどこかに消えてしまった。
その代わり、胸と腰には布でできた衣装が着せられており、手には何かの皮が巻き付けられていた。

「言ったはずだ。 この勝負はクイーンズブレイド前哨戦だとな・・・ それとも、雷雲の将 クローデットともあろう者がただの殴りあいでは妹にすら勝てないと言うつもりか?」
「戯れ言をほざくな、女王アルドラよ。 私はどんな戦いであろうと誰にも負けるつもりはない」

アルドラの挑発にクローデットは少し腹を立てたようで言葉に刺々しさがあった。

「流浪の戦士 レイナ、お前はどうだ?」
「私は・・・」

レイナが言葉につまるのを見たクローデットはアルドラに視線を送った。

「女王アルドラ、私とレイナの勝負を始めてくれ」
「いいのか? 実の妹だろう??」

アルドラの言葉にクローデットは特に何も言わなかった。
クローデットの様子にアルドラはまたしても指を鳴らした。
すると、女王の間にいたクローデットとレイナはどこかの森へ飛ばされていた。
『どうして、あの二人を選んだだい、愛しのアルドラ?』
「あの二人はヴァンス家の長女と次女だ。 それに、あの二人を戦わせればヴァンス家への牽制にもなる」
『さすがだね』

デルモアとアルドラは自分達の計画について話していた。

森に飛ばされたクローデットとレイナは辺りを見回していく。

「(おそらく、女王アルドラが私とレイナをぶつけてきたのは父上への牽制なのだろうな・・・ だが、そんなことは関係ない・・・ 私はレイナ、お主と全力でぶつかるだけだ・・・) レイナよ・・・ 私とお主、よく思えば姉妹喧嘩のようなものを一度もしたことがないな・・・ せっかくの機会だ、おもいっきりやろうではないか」
「けど、クローデット姉様!!」

レイナがそう言ったのを聞いたクローデットはレイナとの距離を詰めると右のパンチでレイナの顔に叩き込み、吹き飛ばしていた。
クローデットのパンチを喰らったレイナは地面を滑っていく。

「クローデット姉様・・・」
「立て、レイナ・・・ お主のクイーンズブレイドへの想いとはその程度のものなのか・・・」

クローデットの問いかけにレイナは一瞬ハッとしたような表情を浮かべてから立ち上がった。
しかし、その目には今までの旅で培った闘志があった。
クローデットはそんなレイナに微笑むと険しい表情に変わり、一気にレイナとの距離を詰めていく。
そして、レイナに対して打ち下ろしの左右のストレートを放っていく。

「くうっ・・・ はっ! (クローデット姉様は私よりも背が高い・・・ 私が普通にクローデット姉様の顔を殴ってもたいしてダメージは通らないはす・・・ なら・・・) 行くよ、クローデット姉様!」
「来い、レイナ!」

二人はお互いに相手に気合いの込もった声で呼びかけるとまた距離を詰めていく。
そして、クローデットは左右のパンチをレイナの顔に叩き込もうとする。
しかし、レイナはクローデットのパンチをかわすとクローデットの腹にサイドキックを叩き込んでいく。

「ふぐぅ・・・ (なるほど・・・ ただ殴るだけでは不利だと踏んで蹴りで私を圧倒しようと考えたのか・・・ レイナ、本当に成長したようだな・・・)」

クローデットはレイナのサイドキックの威力に自身の妹の成長を認め、倒すべき相手として認識したようだ。

「はぁぁぁっ!!」

クローデットは再びレイナの下へ駆けていく。
しかし、その拳には自身の得意な雷を操る力を利用し雷撃を纏っていた。

『あれはどういうことだい、愛しのアルドラ』
「どういうこととはどういう意味だ?」

王宮の女王の間にてレイナとクローデットの戦いを見ているデルモアが同じく二人の戦いを静かに見ているアルドラに問いかけていた。
アルドラはデルモアの問いかけにくすりと笑ってから答えた。

「あれは魔獣の皮で作った衣服さ・・・ 普通の服ではクローデットの雷には耐えられないからな・・・」

アルドラの言葉に彼女の影の中にいるデルモアも頷いた。

雷を纏った拳を握り、自分に近づいてくるクローデットを見て、レイナも駆け出していく。
昔のレイナならここで逃げていただろうが様々な戦いを経験し、闘士として成長したレイナにクローデットの強さを尊敬する気持ちしかない。

「行くよ、クローデット姉様!」
「あぁ。 来い、レイナ!!」

二人はお互いの間にある距離をゼロにしようとする。そして、二人の距離がゼロになった瞬間、お互いに相手に拳を叩き込もうとしていく。
お互いの拳が相手の身体に叩き込まれる度に二人の口からは血の混じった唾液が吐き出されていく。
しかし、二人はそれでも拳を振るうことを止めない。

「はぁ・・・ はぁ・・・ 強くなったな、レイナ・・・」
「はぁ・・・ はぁ・・・ みんなが私を強くしてくれた・・・」

クローデットは口に溜まった血混じりの唾を吐きながら微笑んだ。
しかし、再び表情を引き締めるとクローデットはレイナとの距離を取り、身体中に雷を纏った。
レイナも距離を取ると闘気を身体中に纏っていく。

「ほう、レイナ・・・ お主、それほど強くなったか・・・」
「クローデット姉様も相変わらず強いですね・・・」

レイナとクローデットはお互いに踏み出すタイミングを測っていく。
二人の間に一枚の葉っぱが舞い落ちた時、二人は相手の下へ駆け出していた。

「はぁぁぁぁっ!!」
「たぁぁぁぁぁっ!!」

二人の力を纏った拳が激突し、その場に膨大な力が解き放たれた。
クローデットとレイナはその衝撃に吹き飛ばされてしまい、近くの木に叩きつけられた。
そして、地面に落ちた。
しかし、二人はふらつきながら立ち上がっていく。

「はぁ・・・ はぁ・・・ 成長したな、レイナ・・・」
「はぁ・・・ はぁ・・・ 私は多くの闘士と戦って成長してきました・・・」

レイナの言葉にクローデットは再び構えを取っていく。

「つまらんな・・・ 余興はそろそろ終わりにしようか・・・」
『どうしたんだい? 君らしくもない』

二人の戦いを見ていたアルドラは興味がなくなったような表情になっていた。
それにデルモアが反応していく。

『けど、アルドラ・・・ 君はいいのかい?』
「構わないさ。 余興にはしては十分に楽しませてもらった」
『君が言うなら仕方ないなぁ・・・』

デルモアがそう言うとアルドラは微笑んだ。

二人の身体が光り、透けてきた。

「どうやら、余興は終わったようだな。 レイナよ、勝ち残れ・・・ 本選で会おう」
「クローデット姉様・・・」

二人は元にいたところへ戻っていった。
レイナは今一度クイーンズブレイドで勝ち残るための覚悟を固めていた。

クローデットと再び戦う時が来るのかは誰にも分からない。

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