ひらひらの仕掛け屋敷

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スーパーヒーロー作戦 NEW MISSION Episode-18 イヴ暴走!!

スーパーヒーロー作戦 NEW MISSION Episode-18 イヴ暴走!!

変身を解いた零次と翔太郎、バリアジャケットを解除したスバルはダーククライム戦闘員にマシンガンを突きつけられながら歩かされた。
そして、どこかの廃工場に連れて行かれ、零次は水槽のようなものの上にロープで吊るされ、翔太郎達は近くの柱にロープで縛られた。

「なぁ、一つ聞いていいか・・・」
「どうしたって言うんだよ、沢井零次」

零次は静かにデュラハンに自分が疑問に思っていたことを尋ねた。

「何で、ティアナの足と腕を傷つける必要があった・・・」
「あぁ、それかぁ・・・ この女が俺に抵抗してきやがったからだよ」

デュラハンの言葉に零次は強い怒りを感じたのか、自分が吊り下げられているロープなど関係ないかのように暴れた。
しかし、そんな様子を見たデュラハンが大きな声で笑っていく。

「あはははは!! そうか、そうか。 てめぇはそんなことで怒んのか」
「何がおかしい!!」
「いやいや、失敬失敬。 あの女を痛めつけたのは雑魚のくせにこの俺に傷をつけやがったからだよ」

デュラハンは零次の表情がますます怒りに包まれていくにも関わらず平然とそう言いきった。

"ティア・・・ ティア! 大丈夫!?"
"うっさいわね・・・ あんたの大声のせいで目が冴えちゃったじゃない"

スバルは少し苦しそうだがいつもの調子でティアナが答えてくれたことが嬉しくなった。

"ねぇ、ティア。 アーヤ達はどうしたの?"
"彩達には素早く逃げるように指示したし、あの子達もすぐにそれに対応してくれたわよ・・・ あたしは時間稼ぎをするつもりだったんだけど、この様よ・・・"

スバルはこんな時だがティアナの迅速な判断に感心した。

「さてと、俺はイヴ、てめぇが死に怯える姿を見学させてもらうぜ」

そう言うと、デュラハンは近くのドラム缶の上に座った。

一方、ティアナの指示で逃げていた梨杏達は偶然にも鳴海探偵事務所の前に着いていた。
しかし、そこでダーククライム戦闘員に囲まれてしまった。

「アーヤ、どうしよう?」
「やるしかないよ、りーちゃん! ユメちゃんとタマちゃんを守れるのはボク達だけだもん!!」

梨杏は彩の力強い言葉に闘志を燃やしていく。
しかし、そこへ一振りの剣が飛んできて、一人のダーククライム戦闘員を捉えた。

「何だ、お前ら?」
「貴様こそ何だ!?」

やってきた男、照井竜はダーククライム戦闘員の言葉に怒りの表情になった。

「俺に質問をするな!!」

竜はそう言うと、自分の剣、エンジンブレードが刺さっている戦闘員のところへ行き、戦闘員に刺さったエンジンブレードを強引に抜いた。

「面倒な奴らだ・・・ まとめて片付けてやろう」

竜は自分のドライバー、アクセルドライバーを取り出すと腰に装着した。
そして、アクセルのメモリを取りだし、起動させた。

「変・・・身!!」
『ACCELE』

竜が起動したアクセルメモリをアクセルドライバーに装填し、右側のグリップをひねることで仮面ライダーアクセルに変身した。

「さぁ! 振り切るぜ」

アクセルはそう言うと、地面に刺していたエンジンブレードを力強く抜き、構えた。
ダーククライム戦闘員も手にナイフを持ち、アクセルに斬りかかっていく。
しかし、アクセルはダーククライム戦闘員の太刀筋を見切り、かわしてからエンジンブレードを叩きつけるようにしていく。
すると、エンジンブレードの重さでダーククライム戦闘員の身体はあっという間に真っ二つになり、消えた。

「凄い・・・ 圧倒的な強さだよ・・・」
「うん、そうだね・・・ っていうか、あんなに重そうな剣を振り回してるんだもんね・・・」

梨杏と彩はアクセルの圧倒的な強さに感心している。
二人がそんな会話をしている中、アクセルはさらにダーククライム戦闘員を蹴散らしていた。

「くそっ・・・」
『VIOLENCE』
『BIRD』

追い詰められたダーククライム戦闘員は懐からガイアメモリを取り出した。
そして、そのガイアメモリを起動させ、ドーパントに姿を変えた。

「ドーパントか・・・ なら・・・」
『ENGINE』

アクセルはエンジンメモリを起動させ、それをエンジンブレードに装填していく。
すると、エンジンブレードの刀身に炎が宿った。
そして、アクセルはエンジンブレードで2体のドーパントに斬りつけていく。

「喰らえっ!!」

バードドーパントは空へ逃げ、羽根手裏剣でアクセルに襲いかかっていく。
しかし、アクセルは落ち着きながら回避していくとエンジンブレードのトリガーを引いた。

『JET』

アクセルはエンジンブレードの機能の一つであるジェットの能力を使い、高速の斬撃による衝撃をバードドーパントの羽根手裏剣に叩きつけた。
さらに、エンジンブレードのトリガーを引き、新たな能力を発動させていく。

『STEAM』

高温の蒸気が発生し、アクセルの姿が見えなくなった。
しかし、アクセルはその蒸気の中を駆け抜けながらまたエンジンブレードのトリガーを引いた。

『ELECTRIC』

すると、エンジンブレードの刀身に電撃が走り、アクセルはエンジンブレードを叩きつけるようにバードドーパントとバイオレンスドーパントを切り裂いていく。

「終わりだ・・・」
『ENGINE MAXIMUM DRIVE』

エンジンブレードの刀身に凄まじいエネルギーがほとばしったかと思うとアクセルは素早く2体のドーパントに接近し、Aの軌跡を描くように斬撃を放った。

「絶望がお前達のゴールだ・・・」

アクセルの言葉とともに2体のドーパントが爆発し、元の戦闘員の姿に戻っていた。

「さて、貴様らが何なのかを吐いてもらおうか」

変身を解除した竜が近づきながらそう言ったと同時に戦闘員が悶え始め、泡のようになり消えてしまった。
しかし、その場には通常とは形の違うガイアメモリの残骸が落ちていた。

「さて、お前達は何の用でこんなところへ来たんだ?」

竜の質問に彩達が答えようとした時、ふらつきながらフィリップがやって来た。
竜はフィリップの姿を見ると慌てて駆け寄った。
しかし、フィリップは安心したのか、意識を失ってしまった。

デュラハンに捕まっている翔太郎達は小声で話していた。

「大丈夫か、ティアナ?」
「足と腕が痛くて辛いわよ・・・」
「これからどうするんですか、翔太郎さん?」

三人が小声で話しているのを聞いたデュラハンが左手から岩の槍を飛ばした。
それはティアナと翔太郎の間に刺さった。

「なぁ、てめぇら・・・ まさか、助かるなんて思ってねぇよな?」
「さぁ、どうだろうな・・・ というより、何で俺達を生かしてやがる・・・」

翔太郎の問いかけにデュラハンは不気味な笑みを浮かべてから答えた。

「てめぇらに沢井零次が死ぬところを見せてから殺してやるためさ」
「つまり、俺達は零次にとっての人質ってことかよ・・・」
「鋭いな・・・ 俺は感心したぜ・・・ けどな、お前らが先に死なないってことはねぇんだぜ・・・ まっ、俺の機嫌を損ねねぇことだな」

デュラハンはそう言うと、その場を後にした。
もちろん、ダーククライム戦闘員がマシンガンやハンドガンを構えながら見張っているため、下手に動けない。

鳴海探偵事務所では意識が戻ったフィリップと竜、彩と梨杏が作戦を練っていた。

「俺が正面から行く。 フィリップ達は裏から行け」
「分かった。 じゃあ、行こうか」

そう言うと、フィリップは早速準備を始めた。

デュラハンは零次達の様子を見ながら苛ついていた。

「てめぇら! 何で、絶望しねぇ!!」
「はん! あいにく、俺は諦めるのが嫌いなんだよ!!」

デュラハンの言葉に零次が答えると苛立ちをぶつけるように辺りに岩の槍を乱射していく。

「それに俺はまだてめぇに殺されたわけでもねぇ。 なのに、諦めるのなんざごめんだぜ!!」
「そうか・・・ なら、死ねよ・・・」

そう言って、デュラハンが岩の槍を放とうとした瞬間、一人のダーククライム戦闘員が駆け込んできた。

「デュラハン様、大変です! 仮面ライダーが一人でここに!!」

戦闘員の言葉にデュラハンは廃工場の外に出た。
外にはアクセルがエンジンブレードを下向きに持った状態で倒れた戦闘員の真ん中に立っていた。

「てめぇは何なんだ?」
「俺は仮面ライダーアクセル・・・ 貴様を絶望というゴールへ送る者だ・・・」

デュラハンの問いかけにアクセルが静かに答えるとデュラハンはそんなアクセルの様子に腹を立てた。

「うぜぇんだよ!!」

デュラハンはアクセル目掛けて岩の槍を乱射していく。
しかし、アクセルはその槍を打ち落としていく。

「無駄だ・・・ 俺は弱くはないぞ・・・」
「はん! てめぇが強いって言うんなら俺はもっと強いぜ」

デュラハンは岩の槍を伸ばして両手で持つと槍術のように振るっていく。
アクセルはデュラハンが振るう岩の槍をかわし、エンジンブレードで斬りつけていく。
しかし、デュラハンにはまったく効き目がないのか、デュラハンの勢いは決して止まらない。

「てめぇのちんけな攻撃じゃあ俺には効かねぇぜ・・・」
「なら・・・」
『ENGINE』

アクセルはデュラハンとの距離を離すとエンジンメモリをエンジンブレードに装填し、能力を上げた。

「ほぅ・・・ それでも、てめぇは俺には勝てねぇんだよ・・・」

デュラハンはそう言うと、アクセルとの距離を詰めていく。
そして、岩の槍を棍棒くらいの大きさにすると上から振りかぶって叩き落とすように振り落とした。
アクセルはその軌道を読み、小さな動きでかわしていくがデュラハンはお構い無しに岩の棍棒を振るっていく。

「どうした、逃げてるだけじゃ勝てねぇぞ」
「うるさい奴だ・・・ 黙らせてやろう・・・」
『ELECTRIC』

アクセルはエンジンブレードのトリガーを引き、刀身に電撃を纏わせていく。
そして、デュラハンにエンジンブレードを振り下ろしていく。
しかし、デュラハンは岩の棍棒を槍に変えるとエンジンブレードを弾き、アクセルの身体を突いていく。

「ぐあっ・・・」

アクセルのスーツが頑丈なため、竜の肉体に槍が到達することは今のところではない。
しかし、いつ、デュラハンの槍が自身の身体を貫くかめしれないという緊張感にアクセルの動きが僅かに鈍ってしまった。

「はん! これでも喰らえ!!」

デュラハンはアクセルの動きが鈍った瞬間に岩の槍でアクセルを工場内へ弾き飛ばした。

「照井!!」

吹き飛ばされてきたアクセルを見て、翔太郎が声を荒げた。

「左か・・・ なんて様だ・・・」
「お前もな、照井・・・」

翔太郎の言葉にアクセルは少し頷いた。
デュラハンが工場の中へ入ってきた。

「ははは・・・ そろそろ、てめぇらも終わりだぜ・・・」

デュラハンはそう言うと、岩の弾丸をアクセル目掛けて放とうとした。
しかし、そのタイミングで飛んできたバットショット(ライブモード)が強烈な光を放つとデュラハンがよろめいた。
さらに、スタッグフォン(ライブモード)がデュラハンの近くの電線を切り、その電線がデュラハンの足下の水溜まりに触れた。

「がああああああっ!!」

デュラハンの身体に水溜まりを伝って高圧電流が流れた。
そのダメージからデュラハンがぐらついた。

「翔太郎、お待たせ」

翔太郎達のところへ来ていたフィリップはそう言うとすぐに翔太郎達を縛っていたロープをほどいた。

「遅かったな、相棒」
「すまない・・・ 少し疲れていたからね・・・」

翔太郎とフィリップは並んで立つとデュラハンの様子を見た。

「てめぇら・・・ 全員ぶち殺してやる・・・」

デュラハンはそう言うと、ダブルドライバーとマッハキャリバー、クロスミラージュが置かれた場所へ岩の弾丸を乱射した。


アイキャッチA(照井竜、仮面ライダーアクセルへ変身!)
アイキャッチB(怒りの表情をしたデュラハン)

しかし、岩の弾丸はその場に現れたファングメモリ(ライブモード)によって打ち落とされた。

「ファング!」

フィリップの声を聞いたファングメモリ(ライブモード)はダブルドライバーを翔太郎の下へ飛ばした。

「上出来だぜ、ファング。 フィリップ、変身だ」
「了解だ」
『LUNA』
『JOKER』

「「変身!!」」
『LUNA』
『JOKER』

翔太郎の身体にダブルのスーツが纏われるとフィリップは倒れた。

「とりあえず、まずこれからだな」

ダブル(ルナジョーカー)はそう言うと、右腕を伸ばし、マッハキャリバーとクロスミラージュを素早く回収した。
ダブルの右腕が元に戻り、マッハキャリバーとクロスミラージュをスバル達に返した。

「二人ともセットアップしろ。 零次を助けるんだろ?」
「はい!」
「まっ、しょうがないわね。 あいつに借りを返さないと駄目だしね」

スバルとティアナはそう言うと、デバイスを起動させていく。

「そんなら、沢井零次から殺してやるよ!!」

デュラハンはそう言うと、岩の弾丸で零次の身体を吊り下げていたロープを切った。
そして、零次は硫酸プールの中に落ちた。

「零次!!」

その様子を見たスバルが慌てて助けようとするがダブルとティアナはスバルを止めていく。

「ティア!! 翔太郎さん!!」

スバルは二人を振り切って零次を助けに行こうとする。
しかし、そんな時、零次が落ちた硫酸プールに異変が起こった。
黒い闇のようなエネルギーに包まれた硫酸プールが跡形もなく消え去った。

【あり得ない・・・ 物質が完全に消滅するなんて・・・】

ダブル(フィリップ)の呟きにスバル達は首を傾げた。
しかし、黒い闇が晴れた時、そこには黒い姿をし、いつもと少しだけ違うイヴがいた。

「零次!!」

スバルは零次の無事を知り、嬉しそうに言ったがイヴは反応を示さなかった。
イヴはデュラハンの下へひたすらに駆けていく。

「ちぃ・・・ くそがぁ!!」

デュラハンは近づいてくるイヴに岩の槍を大量に放っていくがイヴはその槍を手に宿した闇で消滅させていく。

【そうか・・・ やはり、あれが仮面ライダーイヴに隠されたブラックボックスの能力・・・】
「どういうことだよ、フィリップ?」

ダブル(フィリップ)の言葉にダブル(翔太郎)は疑問で返していた。
スバル達もその疑問に頷きながら同意していることを表している。

【僕は天道総司から依頼されて沢井零次のことを検索していたんだ】
「それで、イヴのことを知ってたんだな」
【あぁ。 検索できた項目を見ているとストーン・イヴのことがあった。 あれは所有者の生存本能に反応し、隠された力を発揮する】

スバル達はダブル(フィリップ)の言葉を理解できなかったがダブル(翔太郎)はその意味を気づいていた。
「つまり、ファングの暴走と同じようなもんか」
【あぁ。 しかも、彼の力が発動している間は彼には近づけない】
「近づけば消滅させられるからですね」

ダブル(フィリップ)の言葉にティアナが反応していく。

「くっ・・・ ちきしょー・・・」

デュラハンは自分が不利だと理解するとすぐに逃げた。
イヴは視線をダブル達の方に向けた。

「グルアアアアアー!!」

イヴは咆哮とともに三人の下へ駆け出した。

【ティアナ・ランスター、君はこの場から離れるんだ。 スバル・ナカジマ、君には協力してもらうよ】
「はい!」
「分かりました! 後任せます!!」

ティアナはそう言うと、魔力で構成したアンカーを使って、距離を取った。

「じゃあ、行くぜ、スバル!!」
「はい!!」

スバルとダブルはイヴに接近していく。
イヴは接近してくる二人を確認すると左右のパンチを繰り出していく。
しかし、イヴは黒い闇を発動させることなく、二人のパンチをかわしていき、荒々しい左右のパンチを放っていく。

「どうやら、落ち着いてきてるみたいだな・・・!」
「そうなんですかね!?」

スバルがそう言ったのを聞くと、ダブルはメタルのメモリを起動させ、ダブルドライバーに装填していく。
『LUNA』
『METAL』

そして、ダブルはダブル(ルナメタル)にハーフチェンジした。

「おーらよっと!!」

そう言いながらダブル(ルナメタル)はメタルシャフトを鞭のようにしならせ、イヴに打ちつけようとする。
しかし、イヴはメタルシャフトが自分の身体を捉える前に能力を使って消滅させた。

「嘘だろ!」
【おそらく、素手以外の方法で彼を攻撃しようとすれば消滅させられ、無効化されるんだろう】

ダブルの言葉にスバルはついていけなかったのか、構わず左右のパンチから右ハイキックへ繋げるコンビネーションを叩き込もうとしていく。
しかし、スバルの右足を掴むとイヴは力任せに彼女を投げ飛ばした。
そして、投げ飛ばされたスバルを受け止めようとしたダブルも吹っ飛んでしまう。


「零次!!」
「零くん!!」

ティアナが下がったところに彩達が来た。
彩と梨杏は黒いイヴがスバル達を襲っているのを見て、声を荒げてしまう。

「アーヤ・・・ 梨杏・・・ 来ちゃ駄目・・・」

スバルは二人を制止しようと苦しそうに声を出していく。
しかし、二人はスバル達の下に行くと黒いイヴを見た。

「スバル、あれは零くんなの?」
「うん・・・ あたしが守りきれなかったから・・・」

梨杏はスバルの言葉を遮るように首を横に降った。
そして、黒いイヴを見据え、ファイティングポーズを取った。

「りーちゃん?」
「アーヤ、スバルや翔太郎さん、ティアナさん達を守って・・・ 零くんはわたしが助ける!!」

梨杏はいつもよりも力強い声でそう言った。
スバルはなんとか止めようとするが先程のダメージで立ち上がることができない。

「零くん! いい加減にしなよ! そんなの零くんらしくないよ!!」

梨杏の言葉を聞いたイヴが梨杏に駆け寄っていく。
しかし、梨杏はイヴが放つ禍々しい威圧感に怯むことなく動かない。
イヴが右腕を振り上げた瞬間、梨杏はイヴとの距離を詰めた。

「零くんのバカーー!!」

梨杏はそう叫ぶとイヴの胸に渾身の右ストレートを叩き込んだ。
すると、イヴの動きが止まった。

「り・・・な・・・」

イヴがそう呟くと静かに変身が解け、零次は倒れた。

「零くん!!」

梨杏は倒れた零次に慌てて駆け寄っていく。
そんな梨杏をスバルと彩はどこか面白くなさそうな顔で見ていた。

「スバル、彩、なーに、梨杏のこと見てんのよ?」
「別になんでもないよ・・・」
「そ、そうだよ!」

ティアナの言葉にスバルと彩は取り繕うように返事をしていた。
ダブルはそんな様子を見ながら変身を解除した。

「さて、そろそろ戻ろうぜ」
「そうだね、翔太郎」

翔太郎とフィリップが帰ろうとした時、竜が戻ってきた。

「左・・・ フィリップ・・・ あいつはどうした・・・」
「あ、あぁ・・・ そういや、どこ行ったんだ?」

竜の質問に翔太郎はデュラハンの存在を忘れていたことに気づいた。

「はぁ・・・ はぁ・・・ ちくしょう・・・」

デュラハンはイヴが暴走した時、素早く逃げていたのである。
しかし、デュラハンの右手の甲に何かの紋章が浮かんでいた。
デュラハンはそれを見た瞬間、表情を変えた。

「ま、まさか・・・ 死の紋章・・・」

デュラハンはそう呟くと手の甲を拭った。
しかし、その紋章は消えなかった。

『デュラハン・・・ 貴様、逃げたな・・・』
「待ってください、ダーククライム大首領! あれは戦略的撤退で!!」
『黙れ!!』

ダーククライム大首領はデュラハンの言葉を遮るように一喝した。

『しかし、ただ殺すのはあまりに酷だ。 それなりの結果が出せれば助けてやらんこともない』
「分かりました! 必ず、イヴをダークホライズンに持ち帰ってみせます!!」
デュラハンがそう言うとダーククライム大首領の声は消えた。

「(ヤベぇ・・・ このままじゃ俺は間違いなく消される・・・) おい、お前ら! あの探偵どもの弱点をすぐに調べてこい!!」

デュラハンの言葉とともにダーククライム戦闘員が風都の街を暗躍し始めた。

追いつめられたデュラハンはいったい何をしようとしているのか?


to be continued

次回

スーパーヒーロー作戦 NEW MISSION Episode-19 デュラハンの最期

ダーククライム大首領によって死の紋章を刻まれたデュラハン。
自分の生命の危機を逃れるべく、デュラハンはある人物を人質に取った。
零次達はその人を救うべく、デュラハンとの対決に挑む。
そして、ついに訪れる、デュラハンの最期。

戦士達よ、正義を貫け!!
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