ひらひらの仕掛け屋敷

このブログはアニメや特撮、漫画についてのコメントやオリジナル女子格闘技小説を掲載したりしますよ♪♪

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

彩坂梨杏VS比屋定湊

とあるビルの地下に設置されたリングの上で二人の女性が対峙している。
一人は元日本女子バンタム級ランキング2位の彩坂梨杏(あやさか りな)、17歳のときにプロデビューし、21歳の時に空位になった日本女子バンタム級のタイトルをかけたライバル、神宮寺まどかと対戦し、激闘を繰り広げるも8ラウンド1分30秒、右ストレートに合わせたカウンターを受け、KOされた。
その後、さまざまなことがあり、生活費を稼ぐために地下ボクシングの舞台に立った。
そして、今日、いつもの3倍の賞金をもらえるという条件で別の地下ボクシング団体のトップ選手の一人、比屋定湊(ひやじょう みなと)と闘うことになった。
リングの上で対峙した湊の印象はやはり猛者のそれだった。
自分よりも5cmも背が高く、公式で記載されている体重なら7kgもウェイト差がある。

「あんたの噂はいろいろ聞いてるよ。バンタム級なのにうちらの階級にも匹敵するパンチ力があるとかな」
「どうもありがとうございます。わたしも湊さんと闘えると聞いた時は賞金のこと抜きで嬉しかったですよ」

梨杏の言葉を聞いた湊は上から自分を見上げる梨杏に対して笑いながら応えていく。

「そりゃ、嬉しい言葉だねぇ。なら、うちを楽しませてくれよ」
「もちろんです。でも、わたしも楽しませてもらいますよ」

湊と梨杏はお互いに獰猛な笑みを浮かべたまま相手を見つめていく。
見つめあう中で湊の剥き出しになった褐色の乳房が同じく剥き出しになった梨杏の色白な乳房に押しつぶされている。
それほどの近距離で笑いながら相手を睨むように見つめあっているのだ。

「真正面から殴り合おうな」
「えぇ。真正面から殴り合いましょう」

レフェリーのおざなりなルール確認が終わると二人はお互いのコーナーに戻る前に笑いながらノーガードの殴り合いをやろうという旨を言い合っていく。
それから、自分のコーナーに戻った二人はセコンドから媚薬を服用させられる。
今回のルールでは殴り合いながら性的興奮を覚える姿を見たい主催者の思惑もあり、痛みを性的快感に変換させる媚薬の服用が義務づけられている。
そして、1ラウンド2分の完全KOマッチ、フリーラウンド制となっている。

1ラウンド開始のゴングが鳴り響き、リング中央に歩み寄った二人は軽く両のグローブを打ち合わせた。
赤のロングトランクスにボクシンググローブ、金髪のセミロング、褐色の肌に左肩には刺繍が施された湊と青いロングトランクスにボクシンググローブ、黒髪のロングヘアー、ペールオレンジの肌と対照的な部分の多い二人だが今回が初対戦とあって、1ラウンドはお互いにジャブを出し合いながら相手の様子を伺う展開になった。
しかし、梨杏はいつも通りの動きだったが湊はいつもより明らかに控えめな動きだった。

「ふぅ・・・ やっと、1ラウンドが終わったなぁ・・・ 身体もあったまっただろ? 次のラウンドからはおもいっきり殴りあおうな」
「はい。たっぷり殴り合いましょうね」

二人はそんなことを話すと右のグローブを打ち合わせてから自身のコーナーに戻った。
コーナーに戻った梨杏は恋人でセコンドの藤崎祥治にマウスピースを取ってもらったあと介抱を受けていく。

「梨杏、比屋定さんはどう?」
「うーん・・・ まだ分からないかな。湊さん、ぜんぜん本気じゃないから」

祥治は笑いながらそんなことを言う梨杏を見て、安心したような表情になる。
恋人のバトルジャンキーな性分は理解しているのでこんな風にしているうちはまったく心配する必要がないのだ。
梨杏は祥治がそんなことを考えているとも知らず、相変わらず笑みを浮かべながら反対側のコーナーの様子を眺めている。
地下ボクシングというある意味周りのことを気にする必要がない場所では利杏の歪さが際立ってしまう。

2ラウンド開始のゴングが鳴ると利杏と湊は一気に距離を詰めるとリング中央でノーガードの殴り合いを始めた。
梨杏の右フックが湊の頬に打ち込まれると今度は湊の左フックが梨杏のわき腹に叩き込まれる。
そこから左右のグローブが次々に相手の身体中に叩き込まれていく。

「んんっ・・・ ぐぅっ・・・」
「んぶぅ・・・ かはぁ・・・」

殴られる度に二人の口から唾液が噴き出していく。
それでも相手より一発でも多く自分のグローブを叩き込んでやろうとしていく。
そして、お互いの腹筋にめり込むように右アッパーが打ち込まれた。

「んむぐぅ・・・」
「ぶふぅぇ・・・」

二人の口から醜い呻き声とともにマウスピースが口からせり出してくる。
梨杏も湊も相手の口からマウスピースを落としてやろうと打ち込んだ右のグローブをさらに押し込んでいく。

「ぶほっ・・・ やってくれたねぇ・・・」
「んぇぇ・・・ そちらこそぉ・・・」

さらにグローブを押し込まれたことで胃を刺激された二人は堪えきれずに口からマウスピースをこぼしてしまう。
しかし、それでも休むなどという選択肢はなく、すぐに左腕で相手の首をホールドすると右のグローブを何度も相手のボディに叩き込んでいく。

「ぶっ・・・ んぶっ・・・ くふぅ・・・」
「んぉっ・・・ あぐぅ・・・ んんぁ・・・」

レフェリーが二人を引き剥がしに来ないのをいいことに梨杏と湊は逃げられない相手のボディをひたすら殴っていく。
2ラウンド終了のゴングが鳴ったのでレフェリーがやっと二人を引き離しにくる。

「はぁ・・・ はぁ・・・ 次の・・・ラウンドは・・・顔面たっぷり・・・殴るからな・・・」
「はぁ・・・ はぁ・・・ わたし・・・だって・・・湊さ・・・の顔たくさん・・・殴ります・・・」

レフェリーに引き離された二人は赤く変色したボディを晒しながらも次のラウンドも殴りあう意思を見せていく。


3ラウンドが始まると少しばかりは回復したのか、梨杏と湊はゆっくりとしてはいるがしっかりした足取りでリング中央に向かうと左右のフックやストレートを次々に放っていく。
その左右のパンチがノーガードの顔面にめり込むと二人は口から血混じりの唾液を吐き出し、鼻から血を流していく。

「んがぁ・・・ ぶへぇ・・・ んぁっ・・・」
「あぐぇ・・・ ふぶぅ・・・ あぎぃ・・・」

湊と梨杏は何度も何度も相手の顔に左右のグローブを打ち込んでいくと徐々に顔が腫れ上がってくる。
それでも手を止めることなく相手に殴りかかっていく。
そして、どちらともなくしがみつくようにクリンチしていく。

「はぁ・・・ はぁ・・・ まいったなぁ・・・ たった3ラウンド殴りあっただけなのに・・・こんなにしんどいや・・・」
「はぁ・・・ はぁ・・・ 本当ですよ・・・ ウェイト差は大きい・・・ですね・・・」

そんなことを話しながらなんとかダメージを軽減させようとしていく。
そして、3ラウンド終了まで50秒といったところでお互いクリンチを解くように突き放していく。
わずかに空間が生まれた瞬間、同じタイミングで右ストレートを放ったがここでリーチの差が現れた。

「んんむぇぇぇ・・・」

梨杏の顔のど真ん中にめり込むように湊の右グローブが打ち込まれ、逆に梨杏の右のグローブは湊の顔の数センチ前で止まっていた。
そして、湊が梨杏の顔から右のグローブを離すと利杏の身体は前のめりにキャンバスへと崩れ落ちた。

「はぁ・・・ はぁ・・・ リーチ差ってのはどうにもなんないよ・・・」

レフェリーにニュートラルコーナーに向かうように指示された湊はそう呟いてからややゆっくりとニュートラルコーナーに向かった。
それから、梨杏へのダウンカウントが取られていく。

「1・・・ 2・・・ 3・・・」

カウントが進む中、うつ伏せにダウンした梨杏は身体を震わせるように痙攣している。
そんな梨杏の姿を見た湊はニュートラルコーナーにもたれたまま目を閉じた。

「(やっぱり、元プロボクサーって言っても階級が4つも下じゃあこんなもんか・・・ もっと楽しめると思ったのに・・・)」

湊がそんなことを考えていると湊の耳に観客の大歓声が入ってきた。
そして、目を開いて梨杏がダウンしていた方を見ると虚ろな表情で身体が小刻みに震えているが両の足でしっかりキャンバスを踏みしめている梨杏の姿が映った。

「はは・・・ 立ってきやがった・・・ やっぱり、面白い奴だなぁ・・・」

湊はレフェリーが試合を再開すると再び梨杏の元に向かうがその途中で3ラウンド終了のゴングが耳に鳴り響いた。
梨杏がまた崩れ落ちそうになったのを見た湊は思わず近づき、抱きとめてしまう。

「まったく・・・ せっかく立ったのに倒れそうにならないでよ・・・ きっちり、うちにKOされてもらうんだからさ・・・」

湊はそう囁くと抱きとめた梨杏をリングに駆け上がってきた祥治に引き渡してから自身のコーナーにゆっくりと戻っていった。

コーナーに戻りスツールに座らされた梨杏は祥治が用意したアンモニア水の匂いを嗅がされたことで意識を取り戻した。
そして、湊にダウンさせられたことを本能的に理解した梨杏は必死で呼吸を整え、意識をなるべくクリアにしていく。
そんな梨杏に祥治は何も言わずに介抱していく。

4ラウンド開始のゴングが鳴ると梨杏は無理やり湊との距離を詰めていく。
そして、湊の顎に下から振り上げた渾身の右アッパーを打ち込んだ。

「んばぁぁぁぁ・・・」

梨杏の右アッパーを食らった湊の口から血と唾液が真上に吐き出され、そのままの勢いで背中からキャンバスに倒れた。
4ラウンド開始早々での速攻で湊をダウンさせた梨杏はレフェリーの指示でニュートラルコーナーへ向かうがレフェリーがダウンカウントを取る前に湊が身体を震わせながら立ち上がってきた。

「はぁ・・・ はぁ・・・ まだ・・・まだ・・・ うちは・・・やれる・・・」

レフェリーが試合を再開すると利杏はニュートラルコーナーから立ち上がった湊の下に向かい、再び殴り合っていく。


そうして、数ラウンドが経ち、10ラウンドになっていた。
その間も二人はリング中央で殴りあい、ダウンを奪い合った。
20分もの間、止まることなく殴りあった二人の顔はもはや原型を留めないほどに腫れ上がり、ボディは隙間なく赤く変色している。
それでも、二人はお互いに至近距離まで近づくと相手の身体に左右のグローブを叩き込んでいく。

「んんぐぅ・・・ えぶぅ・・・ かはぁ・・・ んばぁ・・・」
「んむぇ・・・ おごぉ・・・ ぶはぁ・・・ んんぇ・・・」

もはや、まともなパンチなど放てず、無理やり振り回すようなパンチを叩きつけていく度に大げさなほどに身体をぐらつかせていく。

「はぁ・・・ はぁ・・・ そろそ・・・ろ・・・ケリつけようか・・・」
「はぁ・・・ はぁ・・・ そう・・です・・・ぇ・・・」

ぐらついた拍子にお互いにしがみついた二人は相手の失禁しダメージから変換された無数の快感に晒され、様々な液体でぐしょぐしょに濡れたトランクスの股間に太腿を絡ませると二人とも身体中が様々な液体で艶やかに濡れそぼっている。
さらに、クリンチした相手の肩に乗せた顎から伝った血反吐混じりの唾液が湊の刺繍が刻まれた左肩から左の乳房を、梨杏の痣だらけの左肩から左の乳房を汚していく。
しかし、二人ともそんな相手の血反吐を汚らわしいとは思わず、淫靡なものに感じていた。
このまま、ずっとクリンチをしていたいがそうはいかないことを二人は知っている。
何故なら、二人はボクサーなのだから・・・

「はぁ・・・ はぁ・・・ りぃ・・・なぁ・・・」
「はぁ・・・ はぁ・・・ み・・・な・・・と・・・」

二人はもはや立つことすら困難なのにもかかわらず、必死で立ち続けると右腕を振り上げてから打ち下ろすように放っていく。
しかし、まともな軌道を維持することができず、お互いの胸に叩き込まれてしまう。

「かはぁ・・・ ぁぁぁぁ・・・」
「ふぐぅ・・・ ぁぁぁ・・・」

お互いの右ストレートが胸に叩き込まれたことで痛みと快感で動きが止まってしまう。
そして、数秒間、お互いの胸に右のグローブを打ち込みあったままだったが、わずかな差からか、梨杏の身体がキャンバスに崩れ落ちた。

「ひゅぅ・・・ ひゅぅ・・・」

立ったままの湊だったが荒い呼吸を繰り返しながらぼんやりした視界の中にダウンした梨杏を捉えていた。
レフェリーが湊をニュートラルコーナーに向かわせようとするがもはや動くことすらできない。
しかたなく湊の足元に倒れた梨杏へとダウンカウントを取っていく。

「1・・・ 2・・・ 3・・・ 4・・・」

レフェリーのカウントを聞いた梨杏の身体がびくんと小さく跳ねたがそれは意識をなくし、痙攣したものだった。
湊もいまだ荒い呼吸をしながら痙攣する梨杏の姿を眺めていく。

「7・・・ 8・・・」

カウント8でひときわ大きく震えた梨杏だったがそこから動くことはなかった。

「9・・・ 10!! ウィナー! 比屋定 湊ぉぉ!!!」

カウントが終わり、レフェリーによって勝ち名乗りを上げさせられた湊だったがすぐにレフェリーの手を振りほどくとダウンしたままの梨杏に近づき、最後の力を振り絞って梨杏の身体を仰向けにしていく。
そして、赤く変色した梨杏のボディに跨っていく。

「んぐぅ・・・ んぇっ・・・?」
「よぉ、梨杏・・・ うちの勝ち・・・だよ・・・」

湊に乗りかかられたことで意識をぼんやりとだが取り戻した梨杏は自分に跨り勝ち誇る湊と視線が合う、そして、自分が湊にKOされ負けたことをおぼろげながらに理解した。

「わ・・・たし・・・ 負け・・・た・・んです・・・ね・・・」
「だね・・・ けど、楽しい試合だった・・・ うちもこんなにボロボロだしさ・・・」

そう言うと湊は血反吐に濡れた梨杏の唇に自分の唇を重ねた。
これは湊なりの勝利宣言だ。
梨杏もそれを受け止めていく。

「ぷはぁ・・・ 今日はうちの勝ち・・・だけど・・・またやってくれる・・よね?」
「もちろん・・・です・・・ けど、次は・・・勝ちます・・・」
「楽しみに・・・」

湊は梨杏の再戦を望む言葉を聞いて、気が緩んだのか、意識が途切れ、跨った梨杏の上に崩れた。
梨杏もそんな湊を退かすこともできないので担架を用意した医療スタッフに運ばれていった。


二人の試合から数日後、梨杏と湊は地下ボクシングの会場で再開していた。
しかし、二人はこれからそれぞれ試合があるため話すことはなく、バンテージを巻いた右手を打ち合わせてからそれぞれの試合に向かった。
だが、二人の胸のうちにはこれから闘う相手ではお互いの姿が映っている。

end

スポンサーサイト

オリキャラ女子格闘技小説 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<久しぶりの更新 | HOME | 久々の小説♪♪>>

この記事のコメント

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。