ひらひらの仕掛け屋敷

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スーパーヒーロー作戦 NEW MISSION Episode-10 古き鉄の来訪 Part-1

スーパーヒーロー作戦 NEW MISSION Episode-10 古き鉄の来訪 Part-1

とある管理外世界の遺跡で一人の男性と一人の少年が調査をしていた。
この遺跡にロストロギアがあると報告があったからだ。

「ユーノ先生、報告ではここにロストロギアがあるって言ってたんですよね」
「うん、そうだよ。 だから、この遺跡にあると思うんだけどね」

しかし、二人の調査が進んでもなかなかロストロギアは見つからなかった。
そんな時、二人の前にそのロストロギアが姿を現した。

「ユーノ先生! あれ!!」
「うん、恭文君! 気をつけて!!」

恭文と呼ばれた少年がロストロギアを手にしようとした時にそれはまばゆい光を放った。
そして、恭文の姿が二人がいた遺跡から消えた。

「恭文君? 恭文君!? どこに行ったの!!?」

ユーノの叫びは遺跡に響いただけだった。

梨杏はスバルとの試合の後、いろいろ話す約束をした。
そして、今それを話しているところである。

「あたしはね、梨杏・・・ 零次と似たような身体なんだ・・・」
「それってどういう意味なの、スバル・・・」

梨杏はスバルの真剣で少し辛そうな表情を見て、自分が聞こうとしていることの重さを感じた。

「あたしは普通の人間じゃないんだ・・・ 梨杏もこの間の試合の時に違和感を感じてたんでしょ?」
「うん・・・ スバルの身体、なんか凄く硬かった・・・ ううん、たぶん骨が硬いんだよね・・・」

梨杏の言葉にスバルは静かに頷いていく。
しかし、その表情は自分が梨杏に嫌われるんじゃないかと恐れているようなものだった。

「そう、あたしは機械骨格に人造筋肉で強化されてるの・・・ 梨杏はあたしがこの世界でできた友達だから嫌われたくない・・・ でも、嘘もつきたくない・・・ だから・・・」
「その続きは言わないで・・・ わたしはスバルが普通だとしてもそうじゃなくても嫌いになんてなれない! それに、スバルのことを人間じゃないって言ったら零くんのことも人間じゃないって言わなきゃいけなくなるもん・・・」

梨杏は泣きそうになっているスバルをじっと見ながら言葉を続けた。

「もし、そのことで誰かがスバルに何か言っても、わたしが守るから・・・ わたしは零くんみたいに強くなりたい・・・ スバルはわたしと友達でいるの、嫌じゃない?」
「嫌なんてわけないじゃない! 梨杏はあたしの友達だよ!! まだ、付き合いは短いけど大切な友達・・・ 零次のことを梨杏が知ってから梨杏に黙ってるのが怖かったんだ・・・」

スバルは泣きながら自分の想いを梨杏に話していく。

「ほんとはさ、凄く怖かった・・・ 梨杏があたしのことを何て思ってるかって考えたらすっごく・・・ でも、怖いけど逃げちゃいけないって思ったから話したの・・・ それに、梨杏との試合の時もいつ梨杏を壊すかもしれないって・・・」
「スバルが戦うために生み出されたからってスバルがそうするわけじゃないでしょ・・・ だって、わたしが知ってるスバルはちょっとドジでとってもよく食べて・・・ まぁ、よく食べるのはわたしもだけどね・・・ それに、スバルは人を守るために自分の力を活かしてるじゃない・・・ 本当の化け物ってさ、そういうことを忘れたもののことを言うんだって、今なら思える・・・」

梨杏は自分が見てきたスバルのことをゆっくりと話していく。
スバルも流れていた涙を拭い、梨杏の話を聞いていく。

「それに、わたしはスバルが何だって構わないよ。 だって、スバルはスバルだから・・・」
「ありがと、梨杏・・・ 今度、試合する時は負けないからね!!」

スバルはいつものように元気に梨杏にそう言った。
梨杏はそれを聞いて、ついクスリと笑ってしまう。

「スバル、どっかお昼食べに行かない?」
「いいねぇ!! 早く行こうよ、梨杏!!」

スバルは梨杏の手を引っ張りながら早歩きをしていく。
梨杏はそんなスバルの勢いに任せることにした。

恭文が目を覚ますとそこはある河原だった。
とりあえず、身体を起こすと恭文は辺りを見回した。

「とりあえず、ここどこだろ?」
《さぁ、分かりませんねぇ・・・ それよりも、マスター・・・ 妙な気配を感じるんですが・・・》
「アルトも感じてたんだ。 じゃあ、とりあえず後ろの奴に聞いてみますか?」

恭文はそう言うと、後ろへ振り返った。
そこにいたのは日本刀を持ったカブトムシの怪物、ビートルサイクロプスだった。
ビートルサイクロプスはその日本刀を上段から叩きつけるように振り下ろしていた。

「問答無用ってわけね。 だったら、こっちも最初からクライマックスで行くよ!!」
《はい、マスター! 行きますよ!!》

恭文は自分のデバイス、アルトアイゼンをセットアップして、ビートルサイクロプスの刀を受け止めていた。
アルトアイゼンの姿は日本刀のようである。

「小僧、俺の刀の錆になれ!!」
「お断りしますよ! 僕はまだ死ねないんでね!!」

恭文はビートルサイクロプスの刀を押し上げると前転で素早くビートルサイクロプスとの距離を取っていく。

「お前、何者なのさ? 答えてもらうよ」
「俺はダーククライムで一番の剣豪、ビートルサイクロプス様だ! 小僧、覚えておくといい」

ビートルサイクロプスはそう言うと、恭文の周りに戦闘員を取り囲ませた。
そして、戦闘員が手にした刀を恭文に振り下ろしていく。
しかし、恭文はアルトアイゼンの鞘で戦闘員達の刀を防ぎ、アルトアイゼンで戦闘員を斬りふせていく。


「貴様ぁ!! 何者だ!?」
「あれ、名乗ってなかったっけ? まぁ、いいや。 僕は通りすがりの魔導師だよ! 覚えておけ!!」

恭文が力強く名乗るとまた戦闘員が恭文に斬りかかっていく。
しかし、すぐさま斬りふせられた。

「そろそろ、あんたが相手になったらどうなのさ」
「そうだな。 俺が貴様を殺してやろう」

そう言うと、ビートルサイクロプスは恭文に上段から斬りかかっていく。
しかし、恭文はそれをかわすと下段からアルトアイゼンを振り上げた。
ビートルサイクロプスはその斬撃にたじろいでしまい、バランスを崩した。

「今だ! 行くよ、アルト!!」
《はい、マスター》

そう言うと、恭文はアルトアイゼンの刀身に蒼い魔力の膜を張っていく。
これが、恭文の切り札への布石でもある。
ビートルサイクロプスは恭文が切り札を使う前に殺してしまおうと慌てて斬りかかっていく。

「鉄輝・・・」

恭文もビートルサイクロプスに駆け寄っていく。
そして、鞘に収めていたアルトアイゼンを抜き放った。

「一閃!!」

恭文が振るったアルトアイゼンがビートルサイクロプスを真っ二つにした。
恭文はビートルサイクロプスを倒すとアルトアイゼンを待機状態に戻した。

「ねぇ、アルト。 あいつ、何だったんだろうね?」
《さぁ。 どうやら、この世界はああいった怪物がいるのだと考えた方がいいみたいですね》

相談し終わった恭文の視線の先にスバルと梨杏がいた。

「えっと、スバル?」
「ん? どうして、あたしの名前を知ってるの??」

恭文はスバルにそう尋ねられると少し考えてから自分のことを話し始めた。


「えっとね、僕は別の世界から飛ばされてきたんだ・・・ それで・・・」
「君がいた世界であたしと付き合いがあったんだね。 えっと、あなたの名前は何て言うの?」

スバルに名前を聞かれると恭文はその言葉に答えた。

「僕の名前は蒼凪恭文。 で、デバイスの名前はアルトアイゼンって言うんだ」
「じゃあ、恭文にアルトだね!」

スバルがアルトアイゼンをアルトと呼んだ瞬間、アルトアイゼンがそのことに文句を言っていた。


《すみません、スバルさん。 いくら、異世界のあなたとはいえ、私のことをアルトと呼ばれては困ります。 私をアルトと呼んでいいのはマスターとグランドマスターだけですから》
「そっか。 ごめんね、アルトアイゼン」


アルトアイゼンは元々、恭文の師匠であるヘイハチ・トウゴウ氏のデバイスであり、恭文とはある事件をきっかけに絆を深めた。
そのため、自身の愛称を呼ばせる人間を限定しているのである。

「ところで、恭文くんは何でこの世界に飛ばされたの?」
「えっと、あるロストロギアを探していて、そのロストロギアにこの世界へ飛ばされたんです」

恭文は梨杏の質問に丁寧に返事をしていく。
梨杏はそんな恭文を見て、少し微笑んでしまうのを感じていた。

「そうなんだ。 恭文くん、わたしの名前は梨杏、彩坂梨杏だよ。 よろしくね」
「よろしくお願いします、梨杏さん」

恭文と梨杏の会話を聞いていたスバルがふとある疑問を口にした。

「ねぇ、恭文。 どうして、梨杏には言葉づかいが丁寧なのさ?」
「えっ、だって僕より年上でしょ?」

恭文の言葉に梨杏は自分の年齢を明かしていく。

「わたしはスバルと同じ17歳だよ」
「じゃあ、僕より2つ年下なの? 全然見えないよ!?」

梨杏は恭文の言葉に少し照れていた。
恭文はスバルと梨杏にこの世界について聞くことにした。

「ねぇ、梨杏、スバル。 この世界ってどんな世界なのかな?」
「どんな世界ってどういう意味なの、恭文?」
「えっと、僕は別の世界の人間じゃない。 でも、元の世界に戻る方法も今は分からない。 だから、この世界について理解してからやれることをしようと思ってさ」

恭文の言葉にスバルも梨杏も微笑んだ。
そして、恭文にこの世界について説明することにした。

「この世界はね、ガイアセイバーズっていう組織があって、いろんな人達が助け合ってるの。 というか、あたしにはうまく説明できないよ。 恭文の目で見てみたらいいんじゃないかな」
「それもそうだね。 じゃあ、ガイアセイバーズの基地に案内してくれるかな?」

スバルと梨杏は早速恭文をガイアセイバーズ基地へ案内することにした。


「ビートルサイクロプスがやられましたか・・・ 異世界からの魔導師の少年ですか・・・ 厄介ですね・・・」

ダーククライムの本拠地、ダークホライズンではトライバル・エンドが次の作戦を練っていた。

「それでは、私が新たに造ったスタッグビートルサイクロプスを使ってみてはいかがでしょう?」
「スタッグビートルサイクロプス? そのサイクロプスはどんな能力を持っているのですか??」

トライバル・エンドに話しかけたのはハイドである。

「このサイクロプスには奇械人の人間乗り移りの術が使えるようにしてあります。 さらに、例の少年ですが・・・ やはり、あのロストロギアが絡んでいるようですね」
「そうですか・・・ なら、彼について調べてから作戦に移りましょう・・・」

そう言うと、トライバル・エンドはその場から姿を消した。

数日後、ガイアセイバーズ基地に一人の査察官が訪れた。
彼はゆっくりと基地の中を歩いていく。

「本郷・・・ あの査察官、怪しくないか・・・」
「確かにな。 探りを入れるか」
「なら、茂に任せた方がいいですね。 茂は俺達よりも相手に警戒心を与えませんからね」

査察官を見た本郷猛と一文字隼人、風見志郎は自分達が感じた違和感を確かめるためにある罠を仕掛けることにした。

本郷達から連絡を受けた城茂は早速査察官に近づくことにした。

「よぉ。 あんたが今回の査察官さんかい?」
「えぇ、そうですよ。 あなたは?」

査察官の問いかけに茂は自分の名前を名乗った。

「俺は城茂。 おっと、握手はこのままで頼むぜ。 でねぇと、あんたを丸焦げにしちまうからよ」
「そうですか。 私は西城義晴。 よろしくお願いします、城さん」

そう言うと、義晴は茂と手袋ごしに握手を交わした。
それから、茂の案内の下、義晴はガイアセイバーズ基地を査察していった。
その途中で、恭文を見かけた義晴は恭文の下へ向かった。

アイキャッチA(バリアジャケットをセットアップした恭文)
アイキャッチB(フェイトの訓練着姿)

恭文の下に行った義晴は恭文と挨拶を交わし、握手をしていた。
しかし、義晴は恭文との握手の裏である計画を実行に移していた。

「(蒼凪恭文、異世界の魔導師・・・ 幻とも言われている示現流の使い手・・・ この小僧の弱点は・・・ そうか、異世界ではフェイト・T・ハラオウンと付き合っているのか・・・ これを使うか・・・) それでは、蒼凪さん。 私はこれで・・・」

義晴はそう言うと、恭文と別れ、査察を再開した。
無事、査察は終わり、義晴はガイアセイバーズ基地を後にした。
そして、義晴は自身の本当の姿に戻った。
その姿はトライバル・エンドのものだった。
そう、異世界から来た恭文を利用して恭文の世界にも侵攻をかけようとしているトライバル・エンドにとって恭文は侵略の鍵でもあるのだ。

「スタッグビートルサイクロプス、あの小僧の弱点が分かりましたよ・・・ フェイト・T・ハラオウンです・・・ わたしが誘き寄せますからあなたは彼女に乗り移ってください・・・」

トライバル・エンドの言葉にスタッグビートルサイクロプスは頷いてから行動を開始した。

数日後、フェイトの下に送信者不明のメールが送られた。
フェイトは天道達にはそのことを告げず、自分一人で指定の場所まで急いだ。

「トライバル・エンド! 出てきなさい!!」
「勇ましいお嬢さんだ・・・ しかし、その勇ましさが仇とあるのですよ・・・ 執務官ともあろう方がこれでは時空管理局も大したことはないようですね・・・」

トライバル・エンドの言葉に怒りを感じたフェイトはバルディッシュをセットアップしようとしたがその隙に後ろからスタッグビートルサイクロプスに羽交い締めにされ、乗り移られてしまった。

「ふふ・・・ トライバル・エンド様、早速例の作戦に移りますね」
「お願いしますよ、スタッグビートルサイクロプス・・・」

フェイトに乗り移ったスタッグビートルサイクロプスがその場を後にしようとした時、フェイトの後を追っていた零次と恭文が入ってきた。

「「フェイト(さん)!!」」 
「ヤスフミ!! 零次!!」

恭文はフェイトに近づいていくが零次はフェイトに何か違和感を感じていた。
そして、恭文を下がらせると同時にフェイトが持っていた鎗を零次の目元を斬り裂いていた。

「ぐあっ!!」
「零次!? フェイト、何やってるのさ!!?」
「フェイト? この女のことか?? 残念だったな。 この女は今は俺の支配下にある」

スタッグビートルサイクロプスが乗り移っているフェイトの口から真実が告げられた。
恭文は動揺しているがすぐに零次を後ろに下がらせるとアルトアイゼンをセットアップして正眼の構えを取る。

「どういうことだよ・・・ フェイトを元に戻せ・・・」
「だったら、狭間の礎を持ってこい。 場所は東京湾の第4倉庫だ」

そう言うと、フェイト(スタッグビートルサイクロプス)はバルディッシュをセットアップして、空高く飛んでいった。

「恭文・・・ フェイトさんを追え・・・ もたもたすんな・・・」
「今はフェイトのことより零次でしょうが!!」
「フェイトさんは異世界とはいえ、お前の恋人だろ!? 早く助けてやれ」

恭文は零次の言葉に一瞬悩むが構わず零次に肩を貸す。

「礼は言わねぇぞ」
「いいよ、別に。 けど、早くフェイトを助ける手立てを考えないと・・・」

零次と恭文はなんとかガイアセイバーズ基地まで戻ることができた。
ガイアセイバーズ基地に戻った零次はシャマルとこのかの回復魔法で目元の傷を治してもらおうと考えたが自身の治癒力が常人のものでないことを思いだし、今は傷の治療よりも目の見えない状況で戦える方法を探すことにした。

「今は時間がないんです。 少しでも早く目が見えなくても戦えるようにしないと・・・」
「どうして・・・ どうして、そこまでするの・・・」

零次の言葉に泣きそうな顔で零次を見ている娘がいた。
それはスバルだった。

「どうして、一人で戦おうとするの・・・ みんなを頼りなよ・・・」
「別に頼ってないわけじゃねぇだろ。 でもな、あいつらは俺を狙ってる・・・ 今回だってフェイトさんをあいつらに拐われた」

零次の言葉にスバルは少しだけ落ち着いたようでそれ以上は何も言わなかった。

「なら、沢井零次は目が見えない状況でも戦えるようにするために心眼を身につけてもらう。 これにはスバル達にやってもらう。 恭文や俺達はフェイト・T・ハラオウンの捜索だ。 いいな?」
「「「了解!!」」」
「了解・・・」

スバルはどこか納得できないといった表情で返事していた。

次の戦いまでに零次は心眼を身につけることができるのだろうか。
そして、拐われたフェイトの行方は一体?

to be continued

次回

スーパーヒーロー作戦 NEW MISSION Episode-11 古き鉄の来訪 Part-2

スタッグビートルサイクロプスの攻撃で目をやられた零次は心眼を身につけるための訓練を開始する。
一方、恭文達はフェイトの行方を探すがなかなか見つけることができない。
零次達は事件を無事に解決することができるのか?
そして、恭文は元の世界に戻ることができるのか??

お楽しみに!
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